新型レンジローバーにまつわる、押さえておくべき9つの数字

新型レンジローバーは、ランドローバー社にとっても、ビッグディールだ。今最も注目されている新型SUVの統計値をお届けしよう。

01 530ps

新型レンジローバーに搭載された、最も大きく、最も太い新エンジンがもたらすパワーの大きさを示す。このエンジンは4.4リッターV8で、BMWから供給され、ここではP530と名付けられている。レンジローバーの最上位モデルであるSVライン(レンジローバーにSVRはない)に搭載されたこのエンジンは、750Nmという驚異的なパワーを発揮し、0-97km/hをわずか4.4秒で駆け抜ける。

02 94,400ポンド(1,450万円)

新型レンジローバーの英国での価格は、これくらい。

03 100km

英国で販売される新型レンジローバーには、2種類のPHEVパワートレインが搭載されている。3.0リッター直列6気筒エンジンに、105kWの電気モーター(140bhp)と38.2kWhのバッテリーを組み合わせたもので、トルクは620Nm(P440e)または700Nm(P510e)のいずれかを選択できる。ランドローバーによると、この2台では電気のみで最長1000kmの走行が可能で、これは「予想される実世界での航続距離」の80kmに相当する。

04 0.30

大きな数字じゃないけれど、大きな意味を持っている。これが新型レンジローバーの抗力係数であり、LR社は「世界で最も空気力学的に効率の良いラグジュアリーSUV」としている。

05 35

新型レンジローバーには、ランドローバーの第3世代の「アクティブ・ノイズ・キャンセレーション」技術が搭載されている。ホイールの振動、タイヤの騒音、エンジン音をモニターし、4人の乗員のためにヘッドレストに設置された2つの60mmユニットを含む35個(書き間違いじゃないよ、ホントに35個)のスピーカーから信号を再生して、対抗するシステムである。

06 11m⁴

新型レンジローバーの最小回転半径は、全輪駆動の採用により、LR製品の中で最も小さくなっている。

07 140,000

モータースポーツに特化したシミュレーション技術を用いて、実車をテストする前に新型RRが行った「コンピュータ解析」の時間数だ。見て、ドリフトしてるっ!

08 5,252

ランドローバーが製造する最大のSUVの最大バージョンの長さをミリ単位で表したもの。全長5.2m、ホイールベース3,197mm、7人乗りのLWBの場合。

09 1,250,000

1970年の発売以来、販売されたレンジローバーの台数。クラシック、P38a、L322、L405、コードネーム「ファン」の4世代すべて。もちろん新型レンジローバーとは何の関係もない(まだ発表されたばかりだから)が、いかに成功してきたかを示すものだ。

=海外の反応=
「数字は重要じゃない。4つの車輪を持つ小屋であっても、レンジローバーと呼ばれていれば、明日には在庫がないほど売れるだろう」
↑「つまり、レストモッドされたシリーズ1のレンジローバーがバカ高い値段で売られている事実がそれを証明しているのだ。基本的に、革で縁取られた小屋だってのに」
「正直、リアのライトクラスターはすでに私を魅了しており、これは驚きだった。全体的には、素晴らしい出来だと思う」
「現代の便利さや技術を認めないわけじゃないけれど、やはりあのシリーズ 1のルックスが好きだね」
「全体的には気に入っている。デザイン言語が似ているヴェラールやイヴォークと比較している。あとは、Sportがどうなるかを待つだけだ…」

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