マツダは、2年後に欧州で2台の新型SUVを発売する予定だ。CX-60とCX-80は、コンパクトSUVであるCX-5の上に位置するモデルだ。
CX-60とCX-80は、マツダが初めてプラグインハイブリッド技術を採用したモデルで、直4エンジンと電気モーターの組み合わせにより、社用車でイケる低燃費を実現している。
また、2030年までに全車種を完全電動化するという計画の一環として、48Vマイルドハイブリッド技術を採用した6気筒のスカイアクティブ-Xガソリン車とスカイアクティブ-Dディーゼル車も用意される。
詳細は不明だが、CX-60は2列シート、CX-80は3列シートを採用し、7人乗りのセアト タラッコやキア ソレントの対抗馬になることを示唆している。
また、ワイドボディの「CX-70」と「CX-90」も開発中だが、こちらはアメリカをはじめとするヨーロッパ以外の地域での販売となる。
飽和状態になりつつあるSUV市場にこれらの追加モデルを投入することだけじゃ満足していないマツダは、来年前半に、なかなかいい感じの(しかし我々の長期的なレビューでは、哀れなほど期待はずれの航続距離だった)MX-30の新バージョンも投入する予定だ。 これはロータリーエンジンを発電機として使用し、ロンドンタクシーのようなレンジエクステンダーと同列のものだ。
しかし、マツダは2018年にロータリーエンジンへの回帰を約束しており、我々はロータリーエンジンへの回帰を受け取ることになるだろう。これ以上の公平さはない。
さらに先のことを考えると、マツダは専用のプラットフォームでいくつかの新しい電気自動車を作ると言っているが、これらを見ることができるのは2025年になってからだ。MX-30の航続距離を延ばすには十分な時間があそうだね。
=海外の反応=
「6の後継機が出ないのではないかと、ちょっと心配。あるいは、SUVのような形になるのかな」
「地球が必要としているのは、トラックの増加以外ないんじゃないの?」
↑「あれがトラックだと思っている人は、「トラック」の定義が変わってるよ。トラックとは、スカニアなどのこと」
↑「このマツダよりも、スカニアで学校に通う方がいい」
「自分の好みに合ったソフトなクロスオーバーが見つからないと思っていたところに、マツダから救いの手が差し伸べられた」