英国の現行犯逮捕に最適!0-100km/hを3.7秒で駆け抜けるEV、フォード マッハEベースのパトカー

英国の警察は、近々、新しい静かな犯罪撲滅ツールを手にすることになるかもしれない。

フォードによれば、「昼夜を問わず最大限の視認性を確保する」ために「ハイスペックな素材」を使用した999のカラーリングに変更されたこの車は、あなたの前に現れてもすぐに気づくことができるはず。つまり、点滅するライトと鳴り響くサイレンだけでは物足りないということだ。

そういえば、期待通り、ライト、サイレン、ラジオ、その他の警察用品が装備されている。航続距離への影響を心配される方もいるかもしれないが、警察グッズの電源は駆動用バッテリーではなく、マッハEの12Vバッテリーから供給されている。このライトが空力に貢献しているとは思えないけど。

最初のコンセプトは、スタンダードレンジの全輪駆動のマッハEをベースにしているが、フォードによると、より長い距離を走るためのエクステンデッド レンジ バージョンも提供する予定だそう。さらに、最高出力480bhpのツインモーター・パワートレインを搭載し、0-100km/hを3.7秒で到達するトップスペックのGTバージョンも用意される。泥棒の現行犯逮捕にも最適。

この車は現在、バーミンガムのNECで開催されている「緊急車両サービスショー」に展示されており、フォードによると、メトロポリタン、サセックス、サリー、サウスウェールズ、ダイフェッドパウイズ、デボン&コーンウォール、スコットランドの各警察がすでに関心を示しているとのこと。ボクスホールのアストラのディーゼル車も、そろそろアップグレードの時期だね。

この車が他のパトカーとどのように違うのか比較したい人は、こちらをご覧ください。また、下記のコメント欄でご意見をお聞かせあれ。

=海外の反応=
「ジャガー Iペイスではないのが残念。警察がもっとたくさん英国製の車を使わないのは、いつも残念に思う。英国以外の自動車生産国の警察はみな自国の車両を使ってるのに(イタリアの警察がアルファに乗ってポーズをとっているのを見るのはいつも楽しいもの!)」
↑「ジャガーのIペイスはオーストリアで作られていると思ってた(トヨタのスープラと一緒だったっけ?)」
「…なしだろ。その名の通り、色を身にまとった姿はそれほど恐ろしくはない。しかし、実用性とパフォーマンスを見事に融合させたこの車は、フォードがアメリカの警察のために準備してたことは間違いない。あとは、実際にアメリカで作ってくれれば…」
「ドーナツショップに早く行けるようになったとさ」
「もし犯罪を犯したいのであれば、逃走用の車にタンクを積んで、警察車両のレンジより長くして逃れるしかない」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/09/38743/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ