671hpのアウディ RS Q e-tronで空も飛べるはず

アウディは先日、2022年のダカールラリーに参戦することを発表したが、その際に忘れていたのが、最高出力671bhpのRS Q e-tronを宇宙に向けて送り出すことだった。ツインモーターの電動ラリーカーがスペインでテストしている新しい写真を入手した。あるいは、スペインで飛んでいるとでも言うべきだろうか。

信じられないような光景だ。サラゴサ近郊で行われた8日間のテストは、クロスカントリーラリーでよく使われるグラベルセクションで行われ、マシンと3人のドライバーチームの「初期機能チェック」が行われたようだ。

ステファン ペテランセル(コ・ドライバー:エドゥアール ブーランジェ)、マティアス エストロム(コ・ドライバー:エミール ベルグクヴィスト)、カルロス サインツ(コ・ドライバー:ルーカス・クルス)の3人が、ダカールラリーに参戦する新型車を操縦した。

アウディによると、RS Q e-tronはテスト中、10.5マイル(17km)のグラベルセクションで180km/hのスピードを出し、最高気温は34度に達したため、冷却システムも十分に鍛えられたという。サスペンションも、その高さから判断すると、かなり鍛えられていることがわかる。アウディは、これまでに1,600km以上のテストを行ってきた。

おさらいしとこう。e-tronダカールカーには、アウディが2021年に参戦するフォーミュラEから採用した電気モーターが2基搭載され、50kWhのバッテリーから電力を抽出している。そのバッテリーを満タンに保つために、2.0リッターのDTMモーターも搭載された。アウディは、この671bhp(少なくとも現時点では、もっと出力が上がる可能性もある)のRS e-tronを3台、来年のダカールラリーに投入する。

テストを終えたサインツは、「クルマの挙動にはとても満足しています」と語った。「すぐにとてもいい感触が得られました」その理由が、数秒間スーパーマンになったからなのかどうかは不明だが。

次の目的地は砂丘だから、また空も飛べるはず。

=海外の反応=
「炎がなけりゃ、楽しくない」
「180km/hも低く発表しているんだろうな、ライバルに本当の性能を明かしたくないだろうし」
「市販モデルとそっくりだけど、共通点はまったくない。ウィングミラーが同じだったりして?」

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