フェラーリ 250 GT SWBに憧れていても、(1)何億円ものお金がない、(2)60年代のペダルを安全かつ快適に操作できるだけの小さな足じゃない、とお悩みがつきないのでは?そんなときは、イギリスのモータースポーツエンジン製作を得意とする会社、RML(レイ マロック株式会社)のショートホイールベースをご利用あれ。ノーサンツ州を拠点とする、日産 ジューク R の製作会社は、可愛いレストモッドに手を染めた。
250GTの美しいラインを現代風にアレンジしたスキンの下には、90年代のフェラーリ 550 マラネロに搭載されていた5.5リッターV12エンジンと6速オープンゲートマニュアルが搭載されている。
最高出力478bhp、最大トルク568Nmを誇るこのエンジンは、1,470kgのショートホイールベースのボディを4.1秒で100km/hに到達させ、最高速度は298km/hに達する。RMLは、スーパーカーの性能を目指したわけではないと主張しているが、私たちはそれに近いものがあると考えている。例えば、重量級の550の0-100km/hタイムを0.5秒短縮しているとか。
RMLの最高責任者であるマイケル マロックは、「ショートホイールベースは、一般的なスーパーカーの加速や最高速度とトップトランプ方式で競争するために考えられたものではありません」と語っている。
さらに「私たちのクルマはそこから一歩引いたところにあり、確かに速いのですが、私たちが常に重視しているのは、より有機的なドライビング・エクスペリエンスを実現することであります。より少ない介入とより実用的なパフォーマンスを実現しつつ、現代の道路で人々が定期的に楽しめるような快適さと利便性を兼ね備えています」と語っている。
ボディワークはカーボンファイバー製で、シートは電動式。オリジナルの250GTのメイクアップを再現するのではなく、現代に合わせて再構築されている。その結果、198cm以下の人であれば、快適に車内に入ることができるようになった。これまでは、もし背の高い人がオリジナルを運転しようとしたら、両手と両足を重要なコントロールに合わせるために、新しいヨガのポジションを考案することになっていたんだから。また、ナビ、エアコン、スマートフォンとの連携、そして車内エンターテインメントの最高峰であるカップホルダーも装備されている。
肝心の価格などの詳細はまだ明らかになっていない。なお、このショートホイールベースは、RML社が30台の生産を予定している。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせを。
=海外の反応=
「美しいの一言に尽きるね。前から後ろまで」
「いいね!」
「リイマジンド…この言葉、キライ」
「GTOが作っているバージョンとどちらを買う?僕ならGTOバージョンを選ぶな」
↑「GTOは古いフェラーリを改造して60年代のクルマのようにしているのに対し、これはフェラーリの部品を現代風にして、他はすべて現代風にしているという、まったく違うもの。簡単に買えるようなお金があれば、両方とも持ち続けたい」
↑「トップギアの記事によると、GTOは独自のシャシーとエンジンを作っており、フェラーリの部品は使っていないそうだ。僕は、GTOがオリジナルに少し近い走りをするように設計されていることに同意するけど、それでもより現代的な感じがしてしまうだろう」
「ライトは…コレジャナイ」
↑「フロントのヘッドライトも自分にはピンとこなかったけど、このような限定生産のクルマを注文する客は、他の仕様にすることができると思う。250GT SWBは歴史上最も美しいクルマのひとつであり、もし私にお金があれば、TDFブルーとタンインテリアを注文していただろう」
↑「Giallo Modena(ジャッロモデナ)にタンのインテリアと赤のキャリパーを組み合わせたものもいいんじゃない?そうだね、確かにライトは変えた方がいいね」