フェラーリ、SF90 ストラダーレと812 GTSの生産を終了。さらに ローマ クーペと812 コンペティツィオーネも生産終了へ。
フェラーリは今年5月から7月までの3カ月間に、前年同期よりも多くの車を販売した。具体的には2.7%増である。ただし、今後3ヶ月間で販売されなくなる2台の車がある。それは、SF90 ストラダーレと812 GTSの2台だ。
フェラーリは最新の財務報告で、この第2四半期にこれら2つの超高性能車を「段階的に廃止」したことを明らかにした。これはマラネロ流の丁寧な言い方で「生産を停止した」という意味である。前者はアップデートの時期だと噂されており、後者はもちろん、並外れた新型ドーディチ チリンドリに取って代わられる。
その他、フェラーリは812 コンペティツィオーネ(魅惑的なV12搭載車)とローマ クーペのデリバリーが減少していると述べ、どちらも「ライフサイクルの終わりに近づいている」と指摘した。これまたマラネロ流の言い方で、「生産を停止する予定」ということだ。
もちろん、コンペティツィオーネもそのドーディチに取って代わられ、フェラーリのラインアップにおけるゴージャスなV8クーペの将来はまだ不透明だ。ローマ スパイダーは引き続き好調で、プロサングエや296 GTSと並んでフェラーリの第2四半期の数字を押し上げている。
SF90 XXは、ごく最近世に送り出されたばかりなので、もちろん存続し続けるだろうが、ストラダーレとはお別れだ。2019年に登場したSF90は、フェラーリとして初めてプラグインハイブリッドのドライブトレインを搭載した。
つまり、ツインターボV8に3つの電気モーターが組み合わされ、1,000ps、4WD、2.5秒の0-100km/hタイム、一連のエアロダイナミクスと電子制御の魔術のおかげで、ラフェラーリよりも速くフィオラノサーキットでそのすらりとしたボディで舞うことができた。
もちろん、電子制御の魔術はまだまだ続く予定だ。フェラーリの第2四半期では、「e-ビルディング」の落成式も行われた。ここでは、大いに期待されている史上初の100%エレクトリックフェラーリの製造が開始される。私たちはおそらく今年の後半にそれを目にすることになるだろう。
よくある質問/Q&A
Q1: フェラーリの最新の販売状況はどうですか?
A1: フェラーリは2023年の5月から7月までの期間で、前年同期比2.7%増の販売を記録しました。
Q2: 生産が中止されるフェラーリのモデルは何ですか?
A2: SF90ストラダーレと812 GTSの生産が「段階的に廃止」されました。また、812コンペティツィオーネとローマクーペもライフサイクルの終わりに近づいています。
Q3: フェラーリの新しいフラッグシップモデルは何ですか?
A3: 新しいフラッグシップモデルは「ドディチ・チリンドリ」と呼ばれています。これは812コンペティツィオーネの後継モデルです。
Q4: フェラーリの販売を支えている主要モデルは何ですか?
A4: ローマ・スパイダー、プロサングエ、296 GTSが現在の販売を支えている主要モデルです。
Q5: SF90ストラダーレの特徴は何でしたか?
A5: SF90ストラダーレは、フェラーリ初の本格的なプラグインハイブリッドで、986馬力、4WD、0-62mph加速2.5秒の性能を持ち、ラ・フェラーリよりもフィオラーノサーキットを速く周回できました。
Q6: フェラーリの今後の計画には何がありますか?
A6: フェラーリは「eビルディング」を開設し、初の完全電気自動車の生産を開始する予定です。この新しい電気自動車は2023年後半に発表される可能性が高いです。
Q7: SF90 XXとSF90ストラダーレの違いは何ですか?
A7: SF90 XXは最近発表された新しいモデルで生産が継続されますが、SF90ストラダーレの生産は終了します。SF90 XXはSF90ストラダーレをベースにした、より高性能なバージョンと考えられます。
アストンマーティン ヴァラー/マクラーレン 750S vs フェラーリ 296 GTB/教習車はランボルギーニ レヴエルト/パガーニ ウトピア:トップギア・ジャパン 062
=海外の反応=
「ドロップトップは存続するとしても、ローマは昨日発表されたばかりのような気がする」
「SF90は特別感が足りなかった。馬力はあったけど、ドラマチックな存在感には欠けていた」