ルノー・スポール、R.S.の称号がアルピーヌに変更

ルノー スポール、R.S.はもうない。長年にわたり、最高のホットハッチバックを世に送り出してきたこのチームは、今後、ルノーが新たに設立したアルピーヌ「ビジネスユニット」の一員として、アルピーヌ・カーズとして知られることになる。

300人ものルノー・スポールのチームは、アルピーヌの傘下に入っただけで、仕事内容は、実質的にはほとんど変わらない。しかし、名前の変更により、今後、速いルノーにはルノー・スポールのバッジではなく、アルピーヌのバッジが付けられることになるようである。既存のメガーヌ R.S.がどうなるのかは不明だ。

1月に発表されたアルピーヌの "ビジネスユニット"は、アルピーヌ、ルノー・スポール、ルノーのモータースポーツ事業を事実上1つの組織に統合したもの。アルピーヌが開発している次世代製品には、電気自動車のホットハッチ、電気自動車のクロスオーバー、そしてロータスと共同で開発している電気自動車A110の後継モデルなどがある。

アルパインのCEOであるローラン ロッシは次のように述べている。「ルノーグループのブランド別再編の一環として、ビジネスユニットを構成する様々な事業体がアルピーヌの名を冠し、ブランドの価値と野心を体現することが不可欠です。アルピーヌは、イノベーションとテクノロジーの最先端を行くプレミアムスポーツブランドを目指しています。スポーツカーの専門知識と経験を持つアルピーヌ・カーズは、私たちの目標を達成するためのマスターカードです」

=海外の反応=
「アルピーヌはクールな名前だけど、新型A110のようなアルピーヌのスポーツカーにはさらにふさわしい。でも、どんな風になるのか見てみたい」
「次期ルノー 5をベースにした電気自動車のホットハッチを開発する予定だ。アルピーヌ 5と呼ばれるこのモデルは、アバルトがフィアット 500を電気自動車にしたのと同じようなものになるだろう。彼らは、ホットハッチのルノー ゾエ コンセプトで潜在的な基盤を示していた。フィアット/アバルト、セアト/クプラの関係を統括した人物が現在ルノーにいて、ルノー/アルピーヌでも同じことをしている。これは素晴らしいアイデアだと思う」
↑「アルピーヌ 5には、それに値するだけの衝撃を与えてほしい。トゥインゴやゾエ e-Sportに何もしなかったのはガッカリ。狂ったような、小さいルノーの勇姿を取り戻してほしい!」
「こういうのはマーケティングのための戯言だ。「アルピーヌ」ってのは「スポーツ」よりも環境に優しい響き」
「さて、どんな結果になるかな。A110の後継機に関するロータスとのコラボレーションには興味がある」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/05/33478/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

ピックアップ

トップギア・ジャパン 060

アーカイブ