これがバックミラーに映ったら涙目… ヴァルド製ロールス・ロイス カリナン

運転してて、これがバックミラーに映ったら、涙目だ。たとえ、むこうは何もしていなくとも…。ロールス・ロイスは、カリナンという、重量2.6トン、全長5.3メートルのクルマを製造しているが、これは「背の高い」クルマと呼ばれ、それ以外は単に「SUV」と呼んでいる。大阪のヴァルド(WALD) インターナショナルというチューナーが、このSUVのために独自の改造を施し、ロールス・ロイス カリナン・ブラック・バイソン・エディションと名付けた。

その中でも特に変更点が多いのは、あちこちに施されたクローム、フロントリップ、サイドステップ、リアスポイラー、新しいリアディフューザーなどの新しいエアロパーツだ。ブラック バイソンは、標準のカリナンよりもセルフレベリングサスペンションの位置が低いことが明らかにされている。だから、この場合は、もしかしたら、「やや低めのビークル」と呼ぶべきかもしれない。

ヴァルド インターナショナルは具体的な出力数値を明らかにしていないため、カリナンの標準的なツインターボ6.75リッターが、そのまま残っていると考えてよいだろう。V字型の12気筒で構成されるこのエンジンは、571PSのパワーと850 Nm のトルクを発生させる。

これは、ロールス・ロイスの2.6トン、全長5.3mのSUV「カリナン」の最初の改良版ではなく、最後のものでもないんじゃないか。なぜか、時空を歪める感覚が襲ってくる一台だ。

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