メルセデス・ベンツの SUV、GLA がフルモデルチェンジを行い、同時に9種類目のSUVである GLB が誕生した。
2.0L、直4ディーゼルターボ のGLA 200 d 4MATICが5,020,000円、2.0L、直4ディーゼルターボのGLB 200 dが5,120,000円と、2.0L、直4直噴ターボのGLB 250 4MATIC スポーツが6,960,000円となる。すべて右ハンドル仕様。
ご承知の通り、SUVのブームはまだ終わっておらず、2019年のメルセデス・ベンツにおける販売比率もグローバルで約35%、そして日本においても20%に迫る勢いだという。1979年に本格的オフローダーとして発売されたGクラス、そしてプレミアムセグメントにおける元祖ともいえるGLE、ラグジュアリーSUVのGLAがある。ここにクーペバージョンが加わり、さらに電気自動車のEQCも用意されている。このSUVラインナップに新たに加わったGLBは、Gクラスからインスピレーションを受けたスクエアなエクステリアデザインに、大変高い走破性を備え、まさに本格的なSUVだ。広い室内空間と、7人乗車が可能となり、かつ都市部でも十分取り回しがよい。
GLBの3列目は、168cm以下の人間であれば適合するとのことで、子供やラゲッジスペースとして有用性が高そうだ。
四輪駆動システム、4MATICは、ダイナミックセレクトのスイッチを操作することで、基本の前後トルク配分比を変化させることが可能となっている。前後トルク配分比は、ドライブモード「ECO/コンフォート」で80:20、「スポーツ」では70:30となる。一方、オフロード走行では、四輪駆動クラッチがセンターディファレンシャルロックのように働き、基本トルク配分は均等に50:50となる。どのモードにおいても路面状況に応じて連続的にトルク配分比を変化させることで、常に最適な駆動力の伝達を可能にし、オンロードでの安定性や効率性とオフロードでの走破性を高次元で両立している。また、センターコンソールにあるダイナミックセレクトのスイッチで「オフロード」を選択すると、トルク配分やABSの マネジメントにより、悪路走破性を高めてくれる。
そのほか、安全装備やMBUXの充実ぶりも注目だ。下の走行動画を見ると、雰囲気をつかんめるのではないかと思う。ライフスタイルに合った一台を見つけよう。
メルセデス・ベンツ GLAフルモデルチェンジと9番目のSUV、GLBが誕生
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