ベントレーのコンチネンタル GT コンバーチブルにV8が仲間入りした。価格は2,736.8万円と、W12コンバーチブルに比べて、200万円以上求めやすい価格となっている。0-100km/h加速は4.1秒(+0.3秒)、最高速度は318km/h(+15km/h)と、W12コンバーチブルに比べて遜色ないと言っても良いほどのパフォーマンスだ。加えて、V8ならではの軽快なサウンドが魅力的なのが、このコンチネンタルGT V8コンバーチブルである。この夏、ベントレーの主要なグローバル市場(アメリカ大陸、ヨーロッパ、イギリス、中国、中東、アジア太平洋地域)のすべてに、ベントレーのコンバーチブル・グランドツアラーの最新のV8バージョンが納車されていく。
コンバーチブルルーフは、50km/hまでであれば、走行時にも、わずか19秒で開閉が可能だ。ルーフの断熱材と操作機構(「Zフォールド」)の全く新しい組み合わせに、シーリングシステムの改良と音響処理を組み合わせ、コンバーチブル・グランドツアラーは、先代モデルに対し標準的な巡航速度での騒音レベルを3デシベル(50%)低減し、先代のコンチネンタルGTクーペと同等のキャビン内の静かさを実現した。フロントガラスとサイドウィンドウの合わせガラスは、車の騒音の典型的な3.15 Khzの低周波を-9 dbA(88%)低減している。
この最小化が最大限の快適性を得るために重要なポイントとなる。
新断熱材とエレガントな操作機構を組み合わせたルーフは、フルトノカバーを装備しているものでは世界で唯一だ。
ルーフをオープンにしてもクローズにしても美しい、コンチネンタル GT コンバーチブルの流れるようなエレガントな外観は、筋肉質なプロポーションとシャープで彫刻的なラインがアクセントになっている。コンバーチブルのルーフを開くと、美しいハンドクラフトのインテリアが現れ、これからの夏にぴったりの一台となった。
ベントレーのインテリアデザイン責任者、ダレン デイがコメントを寄せた。
「コンバーチブルのベントレーは、究極のロマンティックなグランドツアラーです。 ソフトトップを下げることで、旅の中で周囲の自然や環境とのつながりをさらに深めることができます」
「運転席からは、クルマの全景を見渡すことができます。幌は、緻密なレザートリミングを施したトノカバーの下に、滑らかな表面を保ったまま収納されます。幌を効率よく収納するための複雑な機構をカバーするパネルを細かく縫製し、細部にまでこだわったレザートリマーのクラフトマンシップと技術が発揮される部分です」
コンチネンタルGT コンバーチブルは、ルーフを下げた状態でも、どんな天候でも乗員が快適に過ごせるようになっている。シートには、ベントレーのアイコンであるブルズアイベントにインスパイアされたネックウォーマーが内蔵されている。3モードヒーテッドシート、手縫いのヒーテッドステアリングホイール、ヒーテッドアームレストなど、あらゆるタッチポイントが温かく、ソフトな手触りのレザーで覆われている。また、フロントキャビンの気流の乱れを軽減する取り外し可能なウィンドブレーク(オプション)を装備することで、オールシーズン対応のオープントップグランドツーリングを実現している。
伝統的な英国のツイードを現代的にアレンジしたものを含め、7色のルーフカラーを選択することができる。さらに、8種類の内装ルーフライナー仕上げにより、ユーザーの好みに合わせて最大56種類の組み合わせを選択することができる。
ベントレーのカラー&トリム部門の責任者、マリア モルダーは次のようにコメントしている。
「クラシックな伝統と素材本来の姿に敬意を表して、現代のツイードの人気が高まっています。
現代のハイエンド電子製品のデザインやインテリアデザインにツイードが使用されているのを見てきましたが、天然色の糸を巧みに組み合わせて表面や質感を引き立てています」
「GTコンバーチブルでは、すでに提供している豊富なカラーラインナップに現代的なツイードの幌を加えたいと考えていました。デザインに使用されている2色の色を厳選してブレンドすることで、外装色と調和させることができました。糸の色のバランスと、安定した技術的な織りの構造を組み合わせることで、この美しくデザインされたコンバーチブルの現代的な外装に、特徴ある外観加えることができました」
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