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トップギア・ジャパン030紙の雑誌/発売日:2019年9月30日
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パンキッシュな表紙で攻める英国車特集、030号
「もう、忖度はコリゴリ」というアナタにおすすめしたい、トップギア・ジャパン030号。
今回は、英国トップギアの十八番ともいうべき、英国車特集となっている。最大の特集は、表紙をパンキッシュなデザインで飾った、ロータス初の電動ハイパーカー、エヴァイヤだ。創設者のコーリン チャップマンが頑なに守ってきた、軽量化追及の精神は、電気自動車になっても健在である。エヴァイヤは、最も軽く設定した場合で、1,680kg。もちろんだが、ロータスの中では最重量となるものの、2t超えも珍しくないEV界では、かなりダイエットされているものとなる。さらに、0-100km加速は3秒以下、最高速は320km/h以上のハイパフォーマンスぶり。価格は、2.4億円からで、130台の限定販売だ。しかしながら、EVハイパーカー、そして4WDと、このエヴァイヤに多くの挑戦を詰め込んだロータスは、今回の表紙デザインのベースとなっている、1970年代後半のロンドンパンクの代表、セックス ピストルズの精神をも内包しているといえるのではないだろうか。そして、こうしたロータスの行動が共感を呼び、イギリス車の未来に注目していきたい気持ちにさせられるのだと思う。
何も、「イギリスらしさ」とは、王室、紅茶にアフタヌーンティーといった伝統的でクラシカルなものだけじゃない。パンクも英国を代表する文化の一つであり、堂々と表紙のデザインにできるのは、トップギアならでは。
その他、ゴードン マレー、英国車バイヤーズガイド、電動ミニなどのイギリス車特集も必見だ。また、日産GT-R50、R31を蘇らせる男を訪ねに英国から来日したレポートはとても興味深い。
また、トップギアTVの27シリーズが英国でスタート。新しいプレゼンター2名を加え、その内容をいち早くご紹介。
ロータス エヴァイヤ
まずはこのハイパーカーの名前の読み方から学んでいこう。ノーフォーク発、初めてのハイパーカーに驚くのは、ちゃんと発音できてから。その後、数億円のプライスを聞いてビビる。
ゴードン マレーのT50
トップギアおよび気が散るシャツメーカーの業界団体、どちらのヒーローでもある、ゴードン マレー氏。ご本人が、マクラーレンF1の後継車について存分に語ってくれた。
英国車バイヤーズガイド
ちょっとだけ旧いイギリスのスポーツカーは、安いものから、新型のホットハッチが一台買える値段のものまで、さまざま。きっと、キミも欲しくなると思うけど?
エレクトリック ミニ
イギリスで最もアイコニックな小型車が、電気自動車になった。トップギアがとくに推したいのは、壁についてるソケットみたいなホイールのデザインだ…。
日産GT-R50
1億円以上するGT-Rを運転したら、ストレスがめっちゃ少ない。GT-Rの頂点とも言うべきモデルが、ニューヨークからスタートするロードトリップについてきてくれた。
R31を蘇らせる男
R31とは、1985年に出た日産スカイラインの7代目だ。そのR31にこだわり続け、1台でも多くのR31を残していこうとする男がいると知り、日本へと向かったのである。
【トレンド レポート】
トップギアTVシリーズ27 新メンバー加入の予告編
イギリスではとうとうシリーズ27がスタート。おなじみクリス ハリスに加えて、フレッシュな2名のプレゼンターが仲間入りした。
アストンマーティン ヴァルキリー・ベントレー EXP 100 GT・ユンハンス
アストンマーティン ヴァルキリーがサーキットに姿を現した。ベントレー100周年記念コンセプトモデルに、時計コーナーは、バウハウスのストーリー。
【ドライビング】
トヨタ・スズキ・ダチア 超小型車対決
トヨタ アイゴ、スズキ イグニス、それとトップギアでは過去何度も登場しているダチア サンデロ(もちろん新型)の超小型車対決。
アストンマーティン DBS ヴォランテ
メルセデス・ベンツ Bクラス
DS3 クロスバック
ダイハツ タント
トップギアTV25、26が、秋以降、モンドTVで放映予定だという。とくにシーズン25は、シビック タイプ RとLC500を日本で撮影した日本推し特集があるので、期待して待ちたい。
DVD、トップギア Ambitious But Rubbishはリチャード・ハモンドほか旧プレゼンターの本気バカ企画のまとめ。また、ジェームズ・メイの大衆車スペシャルの特集DVDも出ていて、どちらも好評販売中。