マクラーレンが新ロゴを発表。原点回帰の「看板」デザインに込められたSUV時代への免罪符

マクラーレンが新たなロゴデザインを発表した。炎上を招く奇をてらったリブランディングではなく、創業者ブルースの実家であるガソリンスタンドの看板からサンプリングするという極めて真っ当な原点回帰である。時計メーカーのような外科的精密さを漂わせるこのオールドスクールなロゴは、やがて来るSUVまみれの未来に対する、マクラーレンなりの免罪符なのかもしれない。


マクラーレンが新しいロゴを発表した。それが上記のものだ。驚くべきことに、ちゃんと「McLaren」と読める。

この「進化したブランドアイデンティティ」の背景には多くの歴史が詰まっている。なぜなら、この新しいワードマーク(文字ロゴ)は、ニュージーランドのオークランド(レムエラ地区)にあったブルース マクラーレンの家族が経営するサービスステーション(ガソリンスタンド兼修理工場)の屋根に掲げられていた看板にインスパイアされたものだからだ。そこはブルースが最初の勝利を収めたレースカーを作り上げた場所であり、だからこそ、この新しいロゴがレトロでマニュアルトランスミッションを搭載する「マクラーレン McL 6GT」のリアにこれほどまでに似合うのだろう。

マクラーレンのチーフ クリエイティブ オフィサーであるデビッド ウッドハウスは、従来の「スピードマーク(※マクラーレンを象徴するブーメラン型のエンブレム)」も継続されると請け負った。しかし、今後はこの新しいワードマークが「主役」となり、市販車部門とレーシング部門の双方で採用されることになる。

我々の情報によれば、これは「マクラーレンのより明確で統一された表現」を生み出し、「ブルース マクラーレンの物語に改めて焦点を当てる」始まりを意味するという。さまざまなレーシングチームのメインカラーとしては引き続きパパイヤオレンジが採用されるが、上記に見られる「ミッドナイト(ネイビーブルー)」が市販車のシグネチャーカラーとなる。どうやらこれは「マクラーレンの歴史における重要な瞬間にインスパイアされた、拡張されたカラーパレット」の一部らしい。

さて、どう思うだろうか。SUVに満ち溢れる未来に向かっていく中で、マクラーレンの過去についてもっと聞く準備はできているか?

=海外の反応=
「すごく気に入ったよ。時計メーカーのロゴみたいだっていう声もあるけど、それは意図的なものだと思う。マクラーレンの車は決してエモーショナルな機械ではなく、紛れもなく外科手術のように精密なスピードマシンだからね。その目的なら見事にマッチしてる。この精密なバイブスが、組み立て品質や全体的なプレゼンテーションにも受け継がれることを願うよ」
↑「これ最高だな!若い頃ニュージーランドに行ったとき、その古い跡地を歩いたことがあるんだ(名前はもうなかったけど建物は同じだった)。Top Gearが当時の建物のオリジナル写真を載せてくれたのは幸運だよ。他のメディアは載せてなくて、コメント欄はまるでジャガーのロゴ変更の時みたいに顔を真っ赤にして怒ってる連中で溢れ返ってるからな」
「最高だね。マクラーレンのグラフィックチーム、よくやった。もちろん、古いロゴを飾った車ほど時代遅れに見えるものはないんだけどさ…」
↑「レトロ賛美が続いてるな。まあ、平面的な2Dデザインで良かったよ。市販車の歴史が比較的浅くて、レースの歴史だけだと(現代のロータスみたいに)当たり外れがあるマクラーレンが、これからどうやって『ノスタルジア』を製品やブランディングに統合していくのか興味深いね」

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