メルセデス・ベンツ GLSがマイナーチェンジ! 全長5.2mの巨体に「スーパースクリーン」とV8エンジンを搭載

メルセデス ベンツのフラッグシップSUVであり、「SUVのSクラス」とも称される「GLS」が2度目となるマイナーチェンジ(フェイスリフト)を受けた。全長5.2mに及ぶその巨大なボディに、ダッシュボード一面を覆う「MBUX スーパースクリーン」や最新のAI搭載システム、さらにはV8エンジンを新たに搭載し、さらなる豪華さと先進性を手に入れた。


メルセデスは、1日のうちに数々の異なるGLEをすべてアップデートするだけでは飽き足らず、その途方もなく巨大なGLSのミッドライフ クライシス(中年の危機)……失礼、アップデート……も発表した。

現行のGLSは2019年という遠い昔に発売されたため少し年を取ってきているが、弟分(GLE)と同様に2023年に新しいライト、バンパー、そして新鮮なグリルでアップデートされた。そのアップデートでは、インフォテインメントシステムへの微調整、新しいペイントカラー、そして再設計されたアルミホイールのオプションももたらされた。今回の最新のフェイスリフトが行うのは、えーと……まったく同じことだ。

そう、「SUVのSクラス」(メルセデス自身の言葉だ)には今回、ボンネット上に光るスリーポインテッドスター(※1)のオプションが追加されるらしい。ただし、これはイギリスでは許可されておらず、上の初期公開画像にも写っていないのだが。しまった! しかし、すべてのGLSに与えられるのは、ヘッドライトとテールライトの中の星(スター)だ。さらに、エネルギー消費を50パーセント削減しながら視野を40パーセント拡大するという新しい「デジタルライト」技術も搭載される。リアのライトは今回、黒いトリム(装飾部品)で繋がれており、メルセデスはこれが「車両の印象的な全幅を強調している」と示唆している。

2つの新しいペイントカラー(ダーク ペトロール フラットと、マヌファクトゥーア パタゴニア レッド メタリック)がオプションとして追加され、新しい21インチおよび22インチのホイールデザインも用意されている。モンスター級のパノラミックルーフは標準装備で、運転支援テクノロジーを管理するために、10個の車外カメラ、5個のレーダー、12個の超音波センサーが備わっている。AIを搭載した新しい「MB.OS(※2)」も魅力的だ。最近アップデートされたSクラス サルーン(セダン)と同様に、GLSは中国での市場投入時から(監視付きで)自動運転が可能になる予定だ。

しかし待ってほしい。あのインフォテインメントのセットアップについて話さなければならない。なぜなら、GLSには今回、メルセデスの「MBUX スーパースクリーン」が標準装備されるからだ。これは実際には、同じ1枚のガラスの奥にある3つの独立した12.3インチディスプレイで構成されている。これでもまだ足りないというのなら、後部座席にも2つの11.6インチスクリーンが追加される。

7つの電動制御シートが標準装備され、フロントに戻ると、メルセデスは「大いに愛されたコントロールコンセプト」を用いてステアリングホイールを再設計している。これはステアリング上の小さな物理スイッチのことを指しているのだが、それらは本当に「大いに愛された」のだろうか? それとも、前のステアリングの使い物にならないタッチセンサー式スクローラーよりマシだったというだけだろうか? とにかく、「ビーチ ブラウン」という新しいインテリアカラーも追加され、この巨大なSUVを個性的に彩るためのウッドやアルミニウムのトリムも豊富に用意されているとのことだ。

エンジンも今回刷新されており、350dと450dの直列6気筒ディーゼルには、より効率的な走行のために電気加熱式触媒(※3)が採用された。ガソリンエンジンのGLS 450と同様に、これらはどちらも48ボルト技術を用いたマイルドハイブリッドである。ああ、それからGLEと同じように、GLS 580には537馬力(530bhp)を発生するフラットプレーンクランク(※4)のV8エンジンが搭載される。これがイギリスに入ってくることは期待しないように。ブー。

現在、すべてのバリエーションに遮音材が追加されており、全車にエアサスペンションが標準装備される。さらに、メルセデスのクラウドベースの「E-アクティブ ボディ コントロール(※5)」にアップグレードするオプションも用意されている。これは、ポットホール(道路の穴)がどこにあるかを記憶し、そこを通過する他のメルセデス車に知らせることさえできるサスペンションだ。つまり、あなたがそのクレーター(穴)を目にする前から、ダンパーは衝撃に備えて準備万端になっているというわけだ。

イギリスでの価格は、フェイスリフト前のベースモデルである11万800ポンド(2105万2000円)からわずかに値上がりすると予想される。超高級なマイバッハや、やかましいAMGバージョンについてはまだ言及されていないが、さらにお金を注ぎ込みたい人たちのために、間違いなくすぐに追加されるだろう。

【補足・注釈】
※1 スリーポインテッドスター:メルセデス ベンツのエンブレム。
※2 MB.OS:メルセデス ベンツが自社開発した新しいオペレーティングシステム。
※3 電気加熱式触媒:排気ガスの熱を待たずに電気で触媒を素早く温め、冷間時の排出ガスを浄化する仕組み。
※4 フラットプレーンクランク:クランクピンが180度間隔で配置されたV8エンジンの構造。高回転まで鋭く吹け上がるのが特徴。
※5 E-アクティブ ボディ コントロール:カメラで前方の路面状況をスキャンし、各輪のサスペンションを独立して電子制御することで、フラットで快適な乗り心地を実現するメルセデス ベンツの高度な足回りシステム。

トップギア・ジャパン 072:トヨタが放つV8スーパーカーの衝撃と、2026年を支配する18台

メルセデス・ベンツが気になった方へ
中古車相場をチェックする在庫車多数ガリバー

今の愛車の買取価格を調べる カーセンサーで最大30社から一括査定

新車にリースで乗る 【KINTO】





=海外の反応=
「目の中に涙が溜まっていて、今にも泣き出しそうに見えるな」
↑「きっと自分の燃料代について泣いてるんだよ」
「インテリアはベゼル(枠)だらけだな。電気自動車のGLCよりひどく見える」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2026/04/87405/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 072

アーカイブ