ロータス エミーラやエレトレに搭載されているカーオーディオのKEF、青山のギャラリーでサウンド体験ができる

ロータス エミーラやエレトレに搭載されているオーディオメーカーのKEF。青山のKEF Music Gallery Tokyoでさまざまなサウンド体験ができる。

ロータス エミーラやエレトレに搭載されているオーディオメーカーのKEFをご存知だろうか。まだ体験していないという人は、2023年12月に青山にオープンしたKEF Music Gallery Tokyoへ行ってみよう。

KEF MUSIC GALLERYとは、KEFスピーカーを長年使用しているオーディオファンのみならず、ライフスタイルのサウンドクオリティをあげたい人、暮らしのアイテムにこだわらずにはいられない人など、KEF製品と著名なアート作品をコーディネイトしディスプレイしている。より幅広い層にKEF製品に触れていただきたいとのKEF本国の意向も踏まえて開設された。もちろん、サウンドマニアでなくとも全く問題ない。KEFの製品を実際に見て、さまざまな音楽体験が可能だ。好きなCDなどを持参したり、ストリーミング配信での視聴体験もできる。

エントランスは、KEFのスピーカーの形をしたユニークなものだ。そして1階にあるThe Galleryは、最新のKEF製品の試聴をしたり、ブランドの最新情報やイベントについていち早く知ったりすることができるスペースだ。

そして、地下1階は、The Ultimate Experience Room。HiFiオーディオを体験できるように作られている。KEFのフラッグシップモデルである高さ2メートルのMUONが設置され、好きな音源でそのアーティストが意図したサウンドをディテールまで楽しむことができる。

KEFのLS Wireless Collection が一堂に集まったワイヤレス・ハイフィデリティ・ラウンジでは、家庭用オーディオの未来が体験できる。

究極のホームエンターテイメント体験であるエクストリームシアターには、KEFの最上級カスタムインストールスピーカーをスクリーン背後と天井、壁に埋め込み設置。360度の音響を、Blade Two Metaと共に楽しむことができる。くつろいだ雰囲気の中でカスタムホームシネマのセットアップを体験することができる。

1961年以来、KEFはブランド発祥地である英国で、数々の賞を受賞した素晴らしいスピーカーを生み出してきた。画期的な Uni-Q テクノロジーから、アイコンとなった LS60 Wirelessまで、KEFは原音に近いサウンドで部屋中を満たし、オーセンティックなサウンドスケープでリスナーに感動を与える存在であり続けている。創業者であるレイモンド クック元BBCの電気技師であった。トップギアとの縁も感じさせる。

KEF最初のスピーカーである3ウェイの「K1」は、合成素材を採用したものだった。翌年には、真のハイファイ性能を追求した初の超小型2ウェイ・スピーカーシステム「Celeste」が誕生した。

レイモンド クックはBBCと業務提携を結び、KEFはLS5/1aモニターの独占製造を引き受けた。1967年には、B110とT27ドライバーを開発、Crestaに採用し成功を収め、そのドライバーはその後、BBCによりLS3/5aモニターへ採用された。BBC向けのモニタースピーカー製造により、KEFは厳しい音響公差に取り組み、非常に有益な経験を得ることができたのだ。

ときが経ち、KEF創業50年を記念して、2012年にクラシックLS50が新たに誕生した。数々の技術的進化を遂げたLS50は、LS3/5aスタジオモニターのコンセプトを原点に、リビングルーム用に開発されたものだ。誰もが家庭で素晴らしいサウンドを体験できるようにするための、先駆的な製品だった。2017年、KEFはLS50のプラットフォームを使用した、フルアクティブ・ミュージック・システム、「LS50 Wireless」 の第一世代を発表し、デジタルなライフスタイルにハイファイサウンドをもたらした。

この60年の間、KEFは、いくつものワイヤレスモデルを発売している。それらは、EGG ワイヤレス・スピーカー、MUO ポータブル・スピーカー 、Mシリーズ・ヘッドフォン、Porsche Design とのコラボレーションによる Gravity One ポータブル・スピーカー、Motion One イヤフォン、Space One ワイヤレス・ヘッドフォンなど。

そして、創立から61年目に突入した今も、KEFは常に卓越した音質の先駆者であり続けている。

KEFは、「何よりも音を優先する」ことをモットーに、スピーカー設計に Metamaterial Absorption Technology (MAT) を採用した画期的な製品を発表し、What Hi-Fi Award 2020において、“Innovation of the Year” を受賞した。これは、KEFの際立つサウンドを支える革新的なテクノロジーだ。MATはドライバー裏側からの不要なノイズを99%吸収する。MAT及び私たちが開発し続けている技術によって、私たちはLS50コレクションやLS60 Wirelessを含む革新的な製品を生み出すことができる。LS60 Wireless は、KEF初のフロアスタンド型アクティブスピーカーであり、創業60周年を記念して発表された。それは、KEFの主要な技術にデジタルの利便性を加え、未来のハイファイサウンドの姿を具現化した製品だ。

2021年発売のKEFサブウーファー「KC62」に搭載されたUni-Coreテクノロジーは、高性能スピーカーやサブウーファーに必要な物理的スペースを再定義することで、サブウーファー設計に全く新しい概念をもたらした。Uni-Coreテクノロジーは、2つのドライバーを1つのモーターシステムに統合することで、キャビネットサイズを3割以上縮小しながらも、エクスカーションを増加させ、想像を超える出力と深みを引き出す。

最近では、ロータスとのパートナーシップが注目されている。KEFはロータスが提供する比類ないドライビング体験に、最も没入感のある車載用オーディオシステムを作り上げた。カーオーディオにとどまらず、LS60 Wireless Lotusエディションという、家庭のホームオーディオ製品にもコラボレーションを拡大した。KEFとLotusは、最高の体験を創造することへのこだわりを共有し、エンジニアリングとデザインの革新において長い歴史を持つ、それぞれの分野のパイオニアなのである。

EmiraやEletreなどのロータスモデルにKEFのシグネチャーサウンドを提供するため、ディープなデザインコラボレーションをし、サウンドも見た目も美しいオーディオシステムが誕生した。EmiraのユニークなステンレスグリルからEletreのドアにある部分的に露出したスピーカーまで、ロータスカーのコックピットと完璧に調和し、驚くべき忠実度を実現するために、ハイテクで非常に美しいオーディオシステムとなっている。また、とくにEVであるエレトレのSには、サウンドを心ゆくまで楽しめるセットを作り上げた。

コマーシャル・ディレクターの福島真澄氏はこう語る。「KEFのミッションは、原音に忠実であることだ。高音域から低音域まで、全ての音域において忠実であることなのだ。リスナーは、目を閉じてサウンドに耳を傾けると、そこに深く溶け込み、あたかもその原音のそばに身を置いているような気分を味わうことができる。私たちは、自然なサウンドがベストであると信じている。その自然なサウンドを体験していただけるのが、このKEF Music Gallery Tokyoだ。どうぞお気軽にお越しいただき、KEFの魅力を感じてください」

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