サプライズ!フィアット、ピックアップや「メガパンダ」など5台のEVパンダのコンセプトを公開。フィアットは毎年1台の新車を発表するが、まずは新型パンダのシティカーから。
2024年、シティカーのヒーローはみんな電動ピックアップと小型SUVになるってこと?そう、フィアット パンダが電動化された新しい人生を歩んでいるのだ。
ただし、ただの電気自動車ではない。新しいパンダは1台だけではないのだ。フィアットは、丈夫で不屈の初代にインスパイアされた5台以上の新しいコンセプトカーを発表し、それぞれがフィアットが2027年まで毎年発表する実際の生産バージョンを予告している。
最初のコンセプトカーは、フィアットの125周年記念パーティーに合わせて、わずか4ヵ月後に発表される。そしてそれは、上の写真にある「シティカー」のトーンダウンした市販バージョンとなる。
さらに驚かせるニュースとして、5車種すべてを支える共有プラットフォームをベースに、都市向けに作られる。フィアットは、電気、ハイブリッド、内燃といったパワートレインのミックスと、持続可能な素材、そして広いスペースを約束している。
つまり、新型パンダ「シティカー」は現行車よりも大きいということだ。フィアット自身は、この新型パンダを「メガパンダ」と呼んでいるが、正直に言って、小柄な新型車としては意表を突く、非常に素晴らしいネーミングである。
トップギアでは、そのデザインがトリノにあるフィアットの有名なリンゴットビルにインスパイアされたものだと聞いている。ミニ クーパーの要素など微塵もないのはちょっとガックリ。しかし、このパンチの効いたブロック状の新コンセプトは、その盛り上がった脇腹にパンダ 4x4の匂いを十二分に漂わせていることは否定できない。
実際、「高いドライビングポジション」、リサイクルプラスチックと竹繊維を使ったインテリア、「自動巻き」充電ケーブル、「家族での週末旅行や休暇」に十分な室内空間が特徴だ。
パンダ ピックアップ
とはいえ、休暇用の車が欲しいなら、パンダのピックアップトラックがいいに決まっている。フィアットは、南米ではストラーダのピックアップがよく売れていることに注目し、「都会的な」フットプリントを小さくした車も同様に売れるだろうと考えている。どうやら小さなピックアップは、「人々にとっての価値としての自由な時間を世界的に再発見していること」に応えるものらしい。
パンダ ファストバック
こちらはどうやら「スポーティなセンス」を備えたパンダのようだ。新型ファストバックのコンセプトは、ティーポと現行ファストバックの新バージョンとして、ラテンアメリカ、中東、アフリカをターゲットにしている。新型ファストバックのフィアットのミッションステートメントを読んで、興奮を抑えよう:「パフォーマンスをあきらめることなく、持続可能なコミットメントを」
パンダ SUV
もし、パフォーマンスをあきらめたければ、新型SUVのパンダがお似合いかもしれない。フィアットは、この車を「ギガパンダ」のようなものだと考えている。再び、これは現実世界に取り入れられるべき素晴らしい名前だ。そして、そんな車から期待されるすべてのことを約束している。
パンダ キャンパー
この最後の5番目のパンダコンセプトもそうだ。フィアット パンダのキャンピングカーというアイデアは、実にインスパイアに満ちたもので、フィアット自身もこの新しいコンセプトについて、「SUVの機能と信頼できる仲間の魂を備えた、都市向けに作られた車の多用途性を思い起こさせる」と語っている。そう、もう契約しよう。
トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059
=海外の反応=
「FIATのロゴが入ったE-C3じゃん」
「パンダ キャンパーだけはちゃんと使えそうだけど、他はバービーやレゴランドのおもちゃにしか見えない」
「パンダをサブブランドにするのはやめてくれ」
「これはメガだ。白黒以外なら何でも」
「世界を止めろ。降りたい」