MT保存会号泣:新型日産ジュークは6速のマニュアルギアボックスが選べる

これが新型日産ジューク、マニュアルギアボックスはまだ使える。マニュアルのスポーツカーがすべて残ってくれることを願っていたが、日産は最小のクロスオーバーでMTのギアボックスを存続させている。

トップギアでは、マニュアル車の保存を常に説いてきている立場なので、フェイスリフトしたこの日産 ジュークにも賞賛のシャワーを浴びせなければならない。というのも、ミッドライフアップデートを受けたばかりにもかかわらず、3ペダルと6速マニュアルギアボックスを備えた内燃エンジンのクロスオーバーを手に入れることができるのだ。MT万歳!

しかし、むしろ変更された部分に焦点を当てるべきかもしれない。日産は「象徴的な」黄色の塗装の復活を叫んでいる。どうやら初代ジュークのイエローを彷彿とさせるが(あのクルマがどれほど衝撃的だったか覚えているだろうか)、色合いはやや淡くなり、「モダンでインパクトのある外観を実現」している。念のために言っておくと、冒険好きでない人のために、新しいパールホワイトとパールブラックも用意されている。全部で24色の組み合わせが可能だ。

今回のマイナーチェンジでは、新たに「ダイナミック」なNスポーツトリムレベルが追加され、ジュークのインテリアにも大きな変更が加えられる。それ以外のトリムレベルのエクステリアは従来通りだが、これは日産の顧客がデザインチームに「そっとしておいてくれ」と言ったらしいからだ。インテリアの変更点としては、センターコンソールのデザイン変更、新素材のシート(上の写真のN-Sportトリムには実際のアルカンターラを含む)、12.3インチのダイヤル式ディスプレイ、ドライバー側に8度傾いた同様に大きな12.3インチのインフォテインメントスクリーンが挙げられる。このスクリーンはドライバーに向かって8度傾斜しているのだ。それに、適切な物理ボタンはまだたくさん残存している。

USB-Cポートの増設、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Auto、さらにインフォテインメント用のカスタマイズ可能なホーム画面もある。さらに日産は、右ハンドル車のグローブボックスが従来よりも29%大きくなったこと、標準装備のリアビューカメラが0.3メガピクセルから1.3メガピクセルになったこと、アームレストがよりサポート性の高いデザインに変更され、リーチが25mm拡大されたことに言及している。現時点では、これらの変更はおそらく「重要」とは言えないだろう。

とにかく、ジュークをすでに検討していた人たちにとっては、いいことばかりだ。さらに、先に述べたようにパワートレインも変わらない。つまり、143bhpのハイブリッドセットアップか、112bhpを発生する1.0リッター3気筒ターボガソリンを搭載し、そのパワーを7速DCTか6速マニュアルのいずれかで動力を送ることができる。

新しいフロントカメラのおかげで、レンジ全体でより多くの安全システムが標準装備されているが、日産は、ステアリングホイールに取り付けられたボタンを2回押すだけで、これらの機能をすべてオフにできるカスタム設定を用意している。これとマニュアルギアボックス?ジュークはTGのヒーローカーになろうとしているのだろうか?

日産のサンダーランド工場ではすでにフェイスリフト車の生産が始まっており、価格は23,485ポンド(445万円)からスタートし、最高仕様車は28,385ポンド(537万円)まで上昇すると聞いている。

トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059





=海外の反応=
「JUKEは大好きなクルマだが、2代目はあまり目立たなくなり、魅力が失われてしまったように感じる。目立つための初代デザインのディテールは、このモデルでは失われてしまった。フロントの突き出たサイドライト、誇張されたホイールアーチ、ブーメラン型のリアライトなど、2代目では驚くほど一般的なディテールになってしまった。今でもファンキーなクルマだが、先代を思い出すと、それほどファンキーではないことに気づく」
↑「これがまだ存在してたのを知らなかったが、誰かが買わなければならなかったのだろう」

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