うわ、やっちゃった!:2000年から2023年までのワーストカー23選

世紀の失敗:2000年から2023年までの最悪の車23選。21世紀の最初の四半世紀の間に失敗作が山積み。 ここでは、トップギアが選んだ…ええと、お気に入りのワーストカーをいくつか紹介しよう。そう、どこか憎めないのである。

 

BMW 5 シリーズ グランツーリスモ


2009年の5シリーズ グランツーリスモは、電子顕微鏡を通してしか見えない市場の隙間を突こうとするクルマで、最もピークを打つニッチの栄冠を狙う強力な候補だった。

ブフォーリ ジェネーバ


誰もが経験したことがあるだろう?全長3.5メートル、重量2.5トン、ロールス・ロイス ゴーストに匹敵する25万ポンド(4,500万円)の高級車、そう、マレーシアの究極の高級車を構想し、作り上げ、それを初めて目にしたときのあの感覚を。

サンヨン ロディウス


MPVを購入する人の目的は、その軽快な美貌のためではない。気取らず、くつろげるスペースを目的に購入するのだ。。その点、ロディウスは確かに気取らない広さを提供し、11人もの人間を乗せることができた。ただし、その同乗者は、(a)足が短くて、(b)羞恥心がなければ。だから、ロディウスを美的な理由だけで失敗作と決めつけるのは本当にフェアなのだろうか?って気もしてきた。

Hyundai アミカ


現代の自動車サイトを運営するエチケットとして、安くて陽気な移動手段の大量絶滅を嘆かなければならない。けれど、シティカーの最後の時を迎えるにあたり、そのすべてが小人の宝石だったわけではないことを忘れてはならないのである。VWアップにはペロドア ケリサがあった。プロトン サヴィーもあった。そして、ヒュンダイ アミカも。

2007 Mini クラブマン


2007年型のMini クラブマンは、愛すべきか弱い子供たちを普通の3ドアの狭いリアに押し込めたくない…しかし、その子供たちが高速で走る交通の流れに直接車から降りてもまったく構わないんだ、という、愛情深い英国人の親のためのミニだった。

フィアット 124 スパイダー


フィアットはマツダ ロードスターを、より美しく、より荒々しく、よりシャープにはしなかった。その代わりに、よりゴツゴツとしたボディワーク、より喘ぐようなターボエンジン、わずかにヨレヨレになったハンドリング、そして高価な値札を与えた。よりフルーティーなアバルトバージョンは、124のドライビングマナーには多少貢献したが、重苦しいルックスには何の貢献もなかった。価格も同様にね。

Lotus ヨーロッパ S


エリーゼをGT化しようとするのは、まるで…ダックスフンドをアラビア産の競走馬に変えようとするようなものだった。それは、不可能。少なくとも、倫理や自然のいくつかの重要な法則に違反しない限りは。

ルノー ルーテシア RS 4代目


4代目のルーテシア RSを単独で判断することはできない。なぜなら、1993年のルーテシア ウィリアムス(偉大なるウィリー!)に始まり、ルーテシア 172、182、197、200の見事な執政の下で力強く成長した王家の後継者だったからだ。

スバル レヴォーグ


スバル レヴォーグが2015年のジュネーブショーで誇らしげに発表されたとき、トップギアはその名前を逆から読むと「GROVEL, U R A BUS(へつらって、君はバスだ)」となることをやさしく指摘した。この指摘にスバルの担当者は非常に憤慨し、その後、残念な「レヴォーグ」との関係はなかなか回復しなかった。

シトロエン C6


C6は失敗ではなかった。壮大で、アバンギャルドで、フワフワと柔らかい成功だった。だがこれは、シトロエンが得意とすることである。つまり、お休み前のあたたかいミルクが入ったマグカップのような心地よさと、スポーツマンシップを備えた、変わり種マシンを作り上げることだった。

コヴィーニ C6W


「いいアイデアなら、誰かがとっくにやっている」。こんなことが役員室の壁一面に貼られていたら、どんな気分になっただろう?やる気を起こさせるポスターのスローガンとしては、例えば「夢見ることができるなら、きっとできる」とか「人生はコンフォートゾーンの果てから始まる」といったような、熱気を感じさせるものではないことを認めるだろう。しかし、時にはちょっとした自己への疑問や自信喪失も悪いことではない。たとえば、イタリアのコヴィーニ エンジニアリング社が開発した6輪スーパーカー、C6Wの場合なんか。

ボクスホール ザフィーラ VXR


ザフィーラとVXRが組み合わされ、7人乗り、237bhp、ターボチャージャー、前輪駆動、トルクステアリングのパフォーマンスMPVに焼き上げられたらどうなるだろうか?栄光のハワイアンピザか、それともひどいチリチョコレートのスフレか?世紀の失敗は、その答えを私たち全員が知っていると感じている。そうは言っても、チリチョコレートよりはまだ不快感は少ないが。

シトロエン C3 プルリエル


2003年のC3 プルリエルは、一見カエルの目のように見えるが、絶対的な掘り出し物だった。シトロエンによれば、ハッチバック、「サンルーフ サルーン」、カブリオ、スパイダー、ロードスター ピックアップの5台が1台になっていた。発売時の価格は約12,000ポンド(216万円)だったので、1台あたりわずか2,400ポンド(43万円)だったのである。実に素晴らしい!

アストンマーティン シグネット


シグネットは真のアストンマーティンとして構想され、設計され、製造されたわけではない。それは、トヨタ iQにあごひげのような新しいグリルを付け、牛一頭分の革張りを施したものだった。アストンの平均排出量を下げるという皮肉な目的を持った、バッジエンジニアリングのエクササイズなのである。

ホンダ CR-Z


ホンダがスポーティなハイブリッド車に盛り込むのを忘れていたもの…それはスポーティさだ。ガソリンと電気モーターが全力を尽くしても、CR-Zの出力はわずか121bhp、トルクはスムージー用ジューサーよりわずかに小さい。0-100km/hまでは10秒前後かかったし、長い直線コースが必要だった。

ルノー ヴェル サティス


ヴェル サティスを販売不振と評する向きもある。だが、我々はそうは思わない。なぜなら、私たち賢明なイギリス人のうち、1,300人近くがヴェル サトゥム(そう、これは正式な複数形だ)を購入した。ブガッティ ヴェイロンを買った人の数をご存知だろうか?450人だ。じゃあ、それを失敗とは言わないだろう?

フォルクスワーゲン フェートン


フォルクスワーゲンのバッジが前面についた、金に糸目をつけない高級リムジンを買いたいと思う人なんて、実際にはまったくいなかった。結果、販売は壊滅的。フェートンはひっそりと安楽死させられ、史上最高の失敗作となった。

シボレー SSR


SSRのボディは、ほとんどどの角度から見てもダリ風の幻想に満ちたものであり、その性能はデザイン同様、労作であることが証明された: 5.3リッターV8を搭載しながらも、重量級のSSRは0-97km/hで8秒を切るのに苦労した。発売当初は42,000ドル(595万円)であった。

ハマー H2


何かをやるなら、信念を持ってやれ。初代ハマー H1(湾岸戦争時代の軍用ハンヴィーの民間版)は、下品で無味乾燥な醜態を晒したが、少なくともその下品さには全力を尽くした。

プジョー 308 CC


ぽっちゃりしたパグ顔のハンドリングは、そのデザイン同様、ダサかったし、リアディフューザーの配置はまったく不可解だった: テールパイプの上に300kgのルーフを積んでいるのに、リアにこれ以上のダウンフォースが必要だったのか?

インフィニティ M37


2008年、インフィニティは、BMW、アウディ、メルセデスが提供するドイツの高級車に代わる、技術満載の日本車を提供するという大胆な意図を持って英国で発売された。問題だったのは、インフィニティがおそらく見抜けなかったように、英国のバイヤーにはすでにレクサスという形で、ドイツの重役車などに代わる技術満載の日本車があったこと。

ユアビアン プーマ


ユアビアン プーマは乗り物ではあった。全長20フィート(6m)、全幅8フィート(2.4m)。重量は3.5トンで、折りたたみ式のハードトップを備えていた。その中のどこかにボルボ C70の残骸が感じられた。

マクラーレン X-1


マクラーレンのバッジはついているんだが、見たこともないマクラーレンのようだ。いや、むしろ、見たこともないクルマのように。叫ぼうとしても音が出ない。これは何だ?夢か?悪夢か?そんなものはない。これは現実だ。これがマクラーレン X-1なのだ。

エコ意識のスピードウイーク/ホンダ シビック タイプR/トヨタ GR86:トップギア・ジャパン 058




=海外の反応=
「シトロエンC6とルーテシアはこのリストに載ってはいけない。C6は、大きなセダンが基本的に「スポーティなドイツ車」か「無視する」という時代に非常に良い車だった。それを「最悪の車」の候補にするのは全くふさわしくない。

それに、BMW XMはどこにある?異常な車だった。ロールス・ロイスのカリナンはどこ?ロディウスを見た目で(当然のことながら)非難するなら、ロールスは同じくらいのレベルだ」
「あのマクラーレンX-1は1台限りで、おそらく高額で1人の顧客のために作られたものだった。そうしたプロジェクトを失敗と呼ぶのは難しいかな」
「C6をリストに載せるのに、販売不振が唯一の理由であることを指摘しないのは…少し失敗だね。また、ブフォリがイビサよりも50cm短いとは、ちょっと疑問だな」
↑「が売れないことを理由に失敗とするのは議論の余地がある。PTクルーザーは嫌われるけど100万台以上売れた」
↑「でも彼らはそれがランクインされた理由とは言っていない。ただ失敗ではないと言っただけだよ」
「ルーテシア4 RSがそこに載っている必要はない。前モデルとはまったく異なる車だけど、それでも非常に良い車だ。理由もなくただリストを埋めているだけ。
私の愛車がそこに載っていてがっかりって話なんだけど。本当にくだらない車が省かれているのに。もう少し頑張ってみてよ」
↑「理解できるけど、まあ、そのルーテシアを失敗と呼ぶのはちょっと過激だと思う。それぞれの世代を比較するとしても、ホットハッチの中にはより失望させるものがあるよ。遅いハイブリッドの3代目スズキ スイフト スポーツや、最新のゴルフ GTIの全く進化しないことを思い浮かべるとね」
「フェートンは好きだった。特に企業向けのフェイスリフト前は。それはスーパーパサートのようなものだった。値段が高すぎて、ドアの鋼鉄とアルミがきちんと分離されていなかったので、すべてのドアが反応し、気泡ができた。残念」
「ハマー H1は完全で全くの失敗だった。何台かは売れたと思うけど、それは最もひどい仕掛けだった。全米の安さを求めるなかで、伝説の軍用ハマーのボディシェルだけを完全に普通のシボレー タホの上に置いただけの車だったから。ロードケイパビリティやエンジンには何も手を加えていない。最終的には重すぎてパワーダウンしてしまっていた。私が試乗してアクセルを踏んだら、燃費計は1を示した。それ以上は良くならなかった。1リットルで400メートル走行できただけ」
「コヴィーニ C6Wを見るたびに、ひどいPhotoshopの失敗作を思い出す」
「BMWのGTモデルをまったく失敗だとは言えない。単に時代を先取りしていた。たくさんのやや背の高い大きなリフトバックが中国から出てきて、人々がそれを気に入っている。BMWが10年前に同じレシピを作っていたことに気づいていないだけだ」
「日産マイクラC+Cやクライスラー PTクルーザー、クライスラー 200、ダッジ ニトロ、ダッジ ダート、ポンティアック アズテック、ルノー アヴァンタイムに対する憎しみは?それに、ランドローバー ディフェンダーについては触れない?JLRにはラインナップにもう1台のレンジローバーが必要ないんじゃ?」
↑「ディフェンダーはかなり売れていて、自動車業界の評価も非常に良いのではないだろうか?」
↑「ランドローバー ディフェンダーがどうして失敗なのか正確に説明してほしい。それは売上の成功であり、非常に優れた製品でもある。あなたが好きでないからと言って、それを失敗とするわけじゃない」
「5 GTを失敗だとは言えない。デザインの観点からは、BMWからはお馴染みのように、そうかもしれないが、それは4 GTと6 GTを生み出した。もしX2やX4がもっと欲しいと思われなければ、それらはもっと長く生き残っただろう。そして、4と6は見た目は良くない車かもしれないが、それでも非常に快適で実用的だった。最近、6 GTはBMWのカスタマイズ画面から削除された。今日の中古車市場で最も興味深いオプションの一つと言えるだろう」

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