2023年1月に亡くなったケン ブロックの最後のエレクトリカーナのビデオが公開された。今やっていることをやめて、ブロックがメキシコシティをドリフトするのを10分間見てみよう。
「2022年11月、ケン ブロックとHooniganチームは、アウディ S1 フーニトロンでエレクトリカーナシリーズの次回作を撮影するため、メキシコシティに向かった」と、YouTubeの概要欄に記されている。「それからわずか1ヵ月後のケン ブロックの逝去により、このプロジェクトはお蔵入りとなった。今まで」
そう、ブロックの最後のジムカーナビデオが死後公開されたのだ。何より、彼の天才ぶりをもう1度見ることができて嬉しい限りである。
エレクトリカーナシリーズの第2弾は、671bhpのオールエレクトリックS1 フーニトロンがアクスルをさまざまな方向に回転させるところから始まる。これはケンがAudi Sportのエンジニアに開発を依頼し、車がタイヤの煙の中でほとんど静止した状態で消えるようになるようにしたものだ。
もちろん、エレクトリカーナ2ではタイヤスモークが命。動画は、メキシコシティの中心部での巨大な4輪ドリフトで幕を開け、空港でのおどけた高速スタントで幕を閉じる。飛行機に乗り、窓からこの光景を見たら、どんなだろう。
ブロックの家族は、彼の思い出のためにこの映画を完成させ、公開することを推し進めたと聞いている。知らないうちに、ジムカーナ、クライムカーナ、エレクトリカーナを一日中見続けるかもしれない。
エコ意識のスピードウイーク/ホンダ シビック タイプR/トヨタ GR86:トップギア・ジャパン 058
=海外の反応=
「HooniganチームがKB43エレクストリカーナ最終章を共有してくれてありがとう、彼こそが43ver.で楽しんでいるのを見ている私たち全員のゲームを変えたのだから」
「#KB43VER」
「これが最後のビデオだったとは残念だ。あの騒音は迷惑だけど、いいスタントだった。また、このコメント欄には僕の迷惑なEVの敵しかいないのが笑える」