カキーン!ロータスが大赤字からエレトレとエミーラで逆転ホームランを放つ

赤字を出していたロータスだが、2023年上半期の販売台数が新型SUVエレトレとスポーツカー、エミーラの受注で約17,000台を記録した。

ロータスは、2023年上半期の販売台数が新型SUVエレトレとスポーツカー、エミーラの受注で約17,000台を記録したことを明らかにした。

さて、鋭い観察眼を持つ皆さんの中には、年末までにタイプ133が発表されるというのを、「そんなの知ってた」って指摘する人もいるだろう。けれど、このポジティブなニュースには耳を傾ける価値がある。

エミーラは2022年に発売され、今年は英国で381%増の2,200台が製造された。この先2年間の受注が満杯になっているのも無理はない。

そして3月末には中国でエレトレの納車が始まり、数週間後にはロータス初の電気自動車(私たちはまだエヴァイヤを待っている)がヨーロッパに到着する予定だ。この数字は、昨年1億4500万ポンド(263億円)の損失を出し、わずか567台しか販売できなかった会社にとっては歓迎すべき救済案件である。約200人の人員削減も迫っているが、ロータスは業績とは無関係だと主張してきた。

また、ロータスは今年、ディーラー網を拡大し、世界各地に24店舗を加え、合計193店舗を展開した。これには、高級車の主要市場である韓国への進出も含まれている。

ロータスグループのCEOである馮慶峰(フォン ジンファン)は、「我々は2018年に、伝統的な自動車ブランドから10年後にはオール電化の高級モビリティプロバイダーへと事業を変革するVision80戦略を立ち上げ、野心的な目標を設定しました」と述べた。「ここ数年、成功のための基礎固めに費やしてきたが、本日の発表は、ロータスがもはやこれまでと同じビジネスを進めているのではないことを示しているのです」

「2028年までに世界的なパフォーマンスブランドになるための軌道にしっかりと乗っています」

そう期待しよう。ポルシェ タイカンのライバル車は完成しており、今年後半に公開される予定だ。アルピーヌとの共同開発計画は頓挫したものの、電気スポーツカーも準備中だ。逆転ホームランから、大量得点をゲットして、パフォーマンスブランドのキングを目指してもらいたい。

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=海外の反応=
「韓国?つまり、将来のNetflixシリーズでは、主人公たちがロータスの車に乗るということだ。
韓国の番組をあまり見ない人のために言っておくと、彼らはプロダクトプレースメントに真剣に取り組んでいる。もちろん、他の車のブランドを偽装して、主人公が主人公の車に乗っているだけの場合もある。みんながシボレー(まだ韓国製だよね)やHyundai(主役はヨーロッパで発売される前のアイオニック6に乗っていた)、ボルボ、メルセデス(悪役がSLK、頼れる主人公がEQ400に乗っていた)、SUVが発売された直後(!)のマセラティ…といった番組を見たことがある。
また、登場人物の収入レベルに関係なく、同じチェーンのコーヒーショップでアイスコーヒーを飲んだり(使い捨てプラスチックの量といったら…)、特定の店で怪しげなピザやサンドイッチを食べたりするのはよくある。疲労困憊の主人公に、優しいヒロインがコーヒーを使ったお菓子を差し出す。不思議なことに90年代から現代にタイムスリップしてきたティーンエイジャーは、掃除機の小ささと便利さに驚く。そして運がいいことに、彼らはいつもラベルがカメラの方を向くようにビールを持つことができる」
「大赤字?彼らは大金を投資した。それは大赤字ではない。特に、新車の受注が17,000台もあったのならなおさらだ。つまり、彼らの投資はうまくいったということだ」
↑「ロータスの財務状況を見たことはないが、資本コストの減価償却は通常、すぐに損益に反映されるのではなく、製品の耐用年数にわたって行われる」

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