生産終了が叫ばれていたシボレー ボルトEVが第2世代となって復活するとGMが発表

生産終了が叫ばれていたGMのEV、シボレー ボルトが第2世代となって、復活することが判明した。


このニュースは "前言撤回の謝罪会見"的な臭いがプンプンする。ゼネラルモーターズのボス、メアリー バーラ氏は今週、第2世代のシボレー ボルトEVが近い将来に登場することを確認した。これは4月に、ボルトEVとより大型のボルトEUVが消滅するという発表に反するものだから。特にボルトが2022年に記録的な販売台数を記録していたのだから、近視眼的な決定だと考えていた人は多かったのである。

「私たちの顧客は今日のボルトを愛しています」と、バーラ氏は当然のことを述べた。「記録的な販売台数を達成し、業界で最も高い顧客満足度とロイヤルティスコアを記録しているのです。また、会社にとってもシボレーにとっても重要な、コンクエストセールス(競合他社からシェアを奪うこと)の源となる可能性があります」

新しいボルトEVは、GMのウルティウム(Ultium)電動車技術を使用すると、バーラ氏は述べた。巨大なGMCハマーEVから、ブレイザーEVやエクイノックスEVのような今後発売される(そしてより洗練された)製品までを現在サポートしている。ウルティウムアーキテクチャーの採用は、「GMがこの人気モデルを前倒しで市場に投入するのに役立つでしょう」と同社は声明で述べている。

ボルトの人気は、米国で販売されているEVの中で常に最も安価なモデルのひとつであったことに起因しており、2023年の価格引き下げでは、連邦税の優遇措置を考慮する前に、ハッチバックの価格が信じられないほど魅力的な27,495ドル(385万円)まで下がった。2021年には、乗員スペースを若干拡大し、GMの卓越したハンズフリー高速道路運転支援技術「スーパークルーズ」を搭載した、パワーアップしたボルトEUVがラインナップに加わった。

しかしその年の暮れ、ゼネラルモーターズはバッテリー発火の可能性による大規模リコールを発表し、最終的には2016年後半にEVを発売して以来、同社が製造したすべてのボルトEVとボルトEUVを対象とするまでに拡大した。このリコールはボルトの命取りになったかもしれない。しかし、魅力的な価格設定、パッケージング、航続距離の数値によって、ボルトは立ち直った。それも、力強く。

「2023年前半までのボルトEVとボルトEUVの販売は、これまでで最も好調です」とGMは述べた。2000年に流行ったスウェーデンのザ ハイヴズによる「Hate To Say I Told You So」を覚えているだろうか?(他人に対して「私が言ったことを信じなかったら悔しいけれど、やはり私の言うことは当たっていた」というメッセージを含んでいる)

今のところ、新型ボルトEVがいつ発売されるのか、またどこで製造されるのかは不明だ。現行車のオリオン組立工場は、新型シボレー シルバラードEVのような電気ピックアップトラックの生産をサポートするために再編成中だからだ。また、標準的なボルトEVと大きな兄弟ボルトEUVの両方がカムバックするかどうかはまだわからないが、同社がどちらかを再起動するつもりなら、このペアを復活させることは確かに理にかなっている。確かにGMは、この機会を台無しにしたくないだろう。
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=海外の反応=
「なんてこった。このグローバル企業は何が真実なのかわからない。そしてメディアは『何年も前から計画を立てている』と言う」
「シボレー ボルトを生産終了決定した責任者は、その無能さゆえに解雇されたのだろう」

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