プジョー スポール エンジニアードのロードカーは、508で最後になるかも

ホットハッチファンにバッドニュースだ。プジョーのスポール エンジニアードのロードカーが、先日フェイスリフトされた508 PSEで最後になるかもしれない。


プジョーはホットなハッチバックを作るのが得意だ。205 GTI、205 T16、205 ラリー、106 ラリーといった往年のクルマだけでなく、プジョー スポールが最近出した208 GTIも実に素晴らしかった。

しかし、現在のプジョーのラインナップでスポーティさを感じさせるのは、フラッグシップの508プジョー スポール エンジニアード(Peugeot Sport Engineered)だけである。では、私たちみたいなエンスージアストを満足させるようなプジョー スポール エンジニアードのクルマは他に開発されていないのだろうか?それが…ないっぽい。

「現時点では、508で止まっています」プジョーのボス、リンダ ジャクソンはTGにこう語る。「このクルマはフラッグシップということで、(道路とレースサーキットを)リンクさせることができています。将来何が起こるかは誰にもわかりませんが、今、正直に言うと、私の最大の優先事項は電気自動車を発売することです。未来にノーと断言できることはありませんが、今はそのことに集中しているのです」

とても、残念。新型208 PSEが登場すれば、エキサイティングなホットハッチになるかもしれないし、フォルクスワーゲン ゴルフ GTIの対抗馬として308 PSEはどうだろう?あるいは、電気自動車が優先されるのであれば、プジョーが電気ホットハッチとしてe-208 PSEを発表する可能性もあるのではないだろうか?だが、どうやらそれもなさそうだ。

「イエスともノーとも約束しません」とジャクソンはEV PSEの可能性について述べた。「しかし、その行く末を見守る必要はあります。正直に言うと、508 PSEは素晴らしいイメージメーカーだが、限られたセグメントだ。我々は適切な機会を見つけなければなりません」

「何が起こるかは誰にもわかりませんが、将来的に何かをやるとしたら、それは明らかに我々の電動化戦略と一体化したものでなければならないのは間違いないところです。しかし、今のところ計画はありません」

プジョーはPSEバッジをどうするべきか?みなさん、コメントでアイデアをお寄せください。

=海外の反応=
「プジョーがよりスポーティなモデルに投資する前に、強力な車種ポートフォリオを確保することに注力しているのは賢明だと思う。最近は、ホットハッチやスポーツカーの販売だけでは資金を調達できないからだ」
「彼らは遺産である205/306に寄りかかるよりも、誰も欲しがらないハローカーを作らないのだろうか?その結果、ミッドサイズセダンよりも高性能なハッチやSUVにシフトするのは間違いないだろう」
「TGは、電気自動車のスポーティバージョンはほとんど無意味だと主張しているけどな」
「今、正直に言うと、私の最大の優先事項は電気自動車を発売すること、とリンダ ジャクソン氏は言っている。
消費者が今求めているものを無視し、12年後に義務づけられるものを提供する。ボスが、失敗したブランドを取り仕切ってきた会計士のようだとこうなってしまう」

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