次期3008から搭載のプジョーの新型i-Cockpitダッシュは21インチのフローティングタッチスクリーンが圧巻

モンスター級のダッシュボードは新型3008から搭載

プジョーは、今年後半に新型3008に搭載される次世代ダッシュボード(「i-Cockpit」と名付けられている)を公開した。ちなみに、ステアリングホイールは従来と同じ大きさだ。

そして、ダッシュボードの上には、21インチの曲面タッチスクリーンが設置される。ああ、2023年って感じだね。乗り込む前に指を拭いてほしい。

プジョーの発表によると、i-Cockpitは発表から10年間で1,000万台が販売されたそうだ。つまり、少なくとも500万人の人が、ステアリングホイールをジャッキアップしてダッシュボードが一部見えないようにするか、きちんと見るためにステアリングホイールを叩いたりして苦労しているわけだ。

とはいえ、この新型にはヘッドアップディスプレイが搭載されており、これは何枚ものスクリーンを紐でつないだものではなく、運転席からセンターコンソールに向かって伸びる1枚の高精細パネルになっている。その下にはLEDのムード照明があり、一種の「フローティング」効果を生み出している。とにかく、これは印象的なダッシュボードだ。

ドライバーに向けられたこのダッシュボードには、自動車での旅に必要な多くの重要事項が盛り込まれている。例えば、スピード、パワー、ドライビングエイド、エネルギーの流れなど。それが運転席側に集約されている。反対側には、ヒーター、エアコン、ナビ、メディアなど、重要なものがすべて配置されている。

ダッシュボード中央にはタッチセンサー式のボタンがあり、連絡先、ナビ、ヒーターなど、お気に入りのプリセットにプログラムすることができる。それ以外は、非常にクリーンでシャープなデザインだ(もちろん、プジョーの得意とするところ)。

そうそう、ステアリングホイールについて補足があるんだ。以前と同じサイズだが、プジョーによると、リファインされて触感のあるボタンが採用されているそうだ。素敵でしょう?

=海外の反応=
「自動車メーカーが現代の消費者のために車を開発することに注力していることは知っているけど、自動車メーカーのプレスブリーフィングやニュース記事のほとんどは、「運転するときに顔に押し付けられるような100インチのスクリーンが欲しい、我々は皆さんの気持ちがわかっていますよ!」ということに焦点を当てているように思える。新型7シリーズも、EQSシリーズも、耳にするのは、何インチのスクリーンが付いているかということだけだ。車体の写真や内装の写真さえも掲載されていないニュース記事もある。自動車の自慢話は、ボンネットの中に何立方インチあるかから、ダッシュボードに何インチのスクリーンがあるかへと進化しているのだ。クルマがクルマであることを愛する者として、この新時代はクソだと思う。ただ、バッテリーで駆動する壁一面のスクリーンに映し出される派手なグラフィックや、食器洗い機のようにドローンを鳴らす過酷な2リッターターボで、私のちっぽきえな関心を引きつけることができる汎用的な輸送モジュールを提供してくれればいいのだ。そして、これは技術職の人間から聞いた話だ。運転は、人間と機械と道路との間のシンプルなアナログ体験であれば、より楽しいものになる、と」
「小さいステアリングが好きなんだ。5008のSUVを3年乗っているけど、初日から気に入っている。ボートや船のような大きなステアリングは必要ないんだ。
プジョーの小さなハンドルは、私の最初の車であるゴルフ1を思い出させる。その時は、よりスポーティな感じを出すために、オリジナルのステアリングホイールを小さなものに交換した(その時は、ダッシュの計器の半分しか見えなかったが :))」
「余計なお世話で気持ち悪い」
「ビニクルがないため、背後から日が差し込むと画面の輪郭が見えるのだろうか?」

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