新型ポルシェ カイエンは見た目よりも、エンジン、サスペンションが進化


ポルシェ大型SUVのモンスターアップデート

以前の記事で、新型ポルシェ カイエンのスクリーンに映し出されたインテリアをご覧になったことがあるかと思う。新しいエアダクトとスターターボタンもあったね。ヒーターコントロールがタッチスクリーンに埋もれていないのを見て、「やったー!」と思ったかもしれない。

さて、ここからは今まで見ることができなかった部分、つまり外装の発表だ。それは…まさにカイエンそのもの。フロントはよりシャープなヘッドライトとグリル、バックはナンバープレートが低く設置されている。もしかして、みなさん、まさか、デザイン革命を期待していたの?911を世に送り出した会社から?まさか。

エンジニアが忙しかったのは、足周りだ。標準装備のサスペンションにも手が加えられ、ダンパーに新しいバルブが採用されたことで、カイエンは低速域ではより快適に、高速域ではよりコントロールしやすくなっているようだ。オプションのエアサスペンションを装着すると、ノーマル、スポーツ、スポーツプラスの各セッティングで、より大きな違いを感じることができるようになるようだ。

ニュルブルクリンクよりも、ニュルンベルクでの挙動が気になる?それなら、カイエンがトンネルに入ると自動的にキャビンエアーのフィルターシステムをオンにし、車内に入り込んだ汚染物質をキャッチして吸い込むことができるようになったという事実を楽しんでほしい。

大気環境といえば、たまにはテールパイプから汚染物質を排出しないようにカイエンを走らせたいと思うかもしれない。そこで、V6プラグインハイブリッドバージョンには、適切なアップデートが施された。モーターは176psにパワーアップし、バッテリーはより効率的になり、充電も速くなった。最大で90kmの電気のみの走行が可能だ。これは、旧型のプラグイン版カイエンの航続距離の2倍に相当する。

エンジン部門は、ボンネットの中にも手を入れている。1,198万円のエントリーレベルのカイエンは、350hpのツインターボV6になった。1,561万円のカイエンSは、4.0リッター、474psのツインターボV8、0-100km/h加速4.8秒という性能に戻された。

しばらくするとカイエンターボも登場するが、ランボルギーニ ウルス ペルフォルマンテやアストンマーティンDBX707に対するポルシェの回答である究極のターボGTバージョンは、排ガス規制のためヨーロッパでは発売されないことになったのだ。もちろん、カイエンをより軽快な「クーペ」仕様で購入することは可能だが、それには約3,000ポンド(500万円)の追加費用がかかる。

まだカイエンのことを知りたい?2点支持のSUVにカーボンファイバー製ルーフなどを追加するライトウェイト・パッケージは、カイエン・クーペの車両重量を33kg削減することができる。これは重要なことだ。

さて、この青いホイールで六本木を走れる勇者はいる?

カイエン11,980,000円
カイエンE-ハイブリッド 13,950,000円
カイエンS 15,610,000円
カイエンクーペ 12,730,000円
カイエンE-ハイブリッドクーペ 14,400,000円
カイエンSクーペ 16,440,000円





=海外の反応=
「この青いホイールは、似合うと思うよ、白い…911なら。911にブルーのRSサイドグラフィック」
「ゴールドよりもブルーのホイールが好ましい。私自身はやはりシルバーかガンメタを選ぶな」
「大型アップデートじゃなくて、保守的なフェイスリフト」
「これがフェイスリフト前のものよりも悪く見えると思う(興味深いことに、マカンと同じ)。私にとっての最大の問題は、奇妙に仕上げられたライト。この車が別のデザインのアップデートバージョンであることは明らかだ。しかし、BMW iXやその他の怪物の世界では、このクルマは許容範囲内だ」
「先代より少し悪くなったような気がする。でも、値段は別として、全体的なパッケージは期待できそう」
「排ガス規制め!」

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