シチズン動画:時計があるってありがたい!もしも日本が不定時法のまま風景からおおよその時間を判断していたら?


定時法が日本でスタートしてから 150 年

シチズンは、定時法が導入された 1873 年から 2023 年で 150 年になることを記念し、スペシャルムービー「TOKYOʼCLOCK」をシチズン公式 YouTube チャンネルで公開した。「TOKYOʼCLOCK」は、「もしも定時法が導入されず、時刻の概念が江戶時代のままだったら」をテーマに、東京の 24 時間それぞれの時刻における生活シーンを切りとり、まるで時計のように表現したショートムービーだ。「パンをくわえて走る女子高生」「会社でトイレに入れない時間」「飲み会後の〆のそば」「授業中昼寝をしたくなる時間」「通勤で人とぶつかってしまいがちな時間」など、現代の「この時間と言えばこの風景」といった“あるある”なシーンを、江戶時代の頃の感覚で 24 時間を表現した、コミカルな映像となっている。

1873 年に日本で定時法が採用され、2023 年で 150 年が経つ。それまでは、太陽の動きによって昼夜の時間を決める不定時法が使われていた。不定時法では、時刻の単位が均等ではなく、夏と冬では昼と夜の⻑さが異なるなど、すべての人が同じように時刻の概念を共有するのが難しい時代だった。加えて、不定時法での時間を計測する和時計も非常に貴重なもので、人々はお寺の鐘の音や、町の人々の動きなどによっておおよその時刻を把握していた。定時法が導入されたことにより、徐々に統一された時刻の概念が浸透し、正確な時刻を知ること、つまり、時計の必要性と重要性が高まった。

シチズンは、定時法の採用から 150 年が経ったことを一つのきっかけとして、現在、当たり前のように受け入れている時刻の概念がどのように定着していき、人々の生活に影響を与えたのか、また、皆が同じように時刻を共有することが出来ること、それを可能にする時計のある生活が実はとても大切なものであることを伝えたいという想いから、定時法導入前の時刻の概念で東京の 1 日を描いたスペシャルムービーを制作した。

いやはや「時計があるってありがたい!」と実感できるムービーである。


そして、もう1本ご紹介しよう。シチズン電波時計が30周年を迎えたということで、ピストン西沢氏によるラジオ番組風YouTubeだ。こちらは、楽しく電波時計の仕組みを学べる。








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