ハイブリッドV12のランボルギーニ LB744には180hp制限のシティモード搭載


次期ハイブリッドランボは電気モードでフォード フィエスタ STに打ち負かされる。けど、V12に切り替えた途端…

ランボルギーニの次期アヴェンタドール(コードネーム:LB744)には、大都市圏の混雑した道路を自動車スーパーモデルのように闊歩することを想定してか、専用の電気専用モードが搭載される予定だ。

これは、3つの電気モーター(2つはフロントアクスルに、1つは新しいデュアルクラッチ8速ギアボックスに内蔵)を搭載することで実現したもので、このハイブリッドスーパーカー(ハイパーカーって呼んでいい?)は、完全に排出ガスを出さずに街中を走り回ることができる。

それがChitta(シティ)モード。これは、中央のトランスミッショントンネルに設置されたリチウムイオンバッテリーからエネルギーを得て、電気モーターに電力を供給し、ある程度の距離まで走ることができる。その距離はまだ明らかにされていないが、少なくともロンドンで最も混雑している通りの住民をなだめるには十分な距離だろう。

そして、200psを発揮するフォード フィエスタ STのオーナーは、自分のクルマが「ランボを凌駕する」ことを正当に主張できるようになった。サスペンション、トラクションコントロール、ギアボックスの設定はすべて、「最高の快適性」を実現するために、右肩下がりになっている。

だが「フィエスタSTなぞに負けてたまるか」と「マックスパワーのランボ」を求めるなら、ドライバーの後ろに6.5リッターの大容量V12エンジンを搭載し、単体で825ps、最大トルク725Nmを発揮することも可能だ。ストラーダ(最高出力886ps)、スポーツ(最高出力907ps)、コルサ(最高出力1,015ps)の各モードに切り替えると、パワートレインをフルに発揮する。

電動フロントアクスルにはトルクベクタリングが装備され、さらに鋭い走りを実現する。また、フルローンチコントロールやESCの解除も選択可能だ。そして、強力なブレーキも搭載されている。フロントアクスルには、410mmのカーボンセラミックディスクに10ピストンキャリパーを、リアには390mmのディスクに4ピストンキャリパーを装着している。

ランボによれば、LB744はアヴェンタドール ウルティメに対して61パーセント、66パーセントのエアロ効率とダウンフォースを提供するとのことだ。フロントスプリッターとルーフデザインはリアウィングに空気を流し、セミアクティブウィッシュボーンは垂直方向の力を管理する。

また、アヴェンタドールよりも当然ながら剛性が高く軽量、前後重量配分は44/56で、「かつてない感情、コントロール、応答性」を提供すると言われている。もちろん、電気自動車専用のシティモードのことではない。








=海外の反応=
「メータークラスター画像を分析すると、ランボルギーニLB744のEVのみの航続距離は10km程度だな」
「なんでもゴッテゴテなのに、計器の画面がシンプルなのに驚き」
「LB744ってのは単なるコードネームで、発売時には正式な名称が与えられるんだろう」
「LB744のハイブリッドシステムは、他のハイブリッドシステムと同じように機能するのかな」
「ランボルギーニからの情報やティーザーのリリースが遅いのはイラつく」

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