いくら新品同様ったって、フォード シエラ コスワース RS500が9,700万円ってこたぁねぇだろうよ…



今月初めに、ミントコンディションで走行距離5,192マイル(8,355km)の1987年型フォード シエラ コスワース RS500がオークションに出品され、出品者はこれまでのシエラ コスワースの販売額記録である135,700ポンド(2,200万円)を更新するかもしれないというニュースがあった。

そして、その記録はいとも簡単に破られたのである。それも、完膚なきまでに。224bhp、500台限定のRS500は、590,500ポンド(9,700万円)で落札された(興奮して立ち上がっちゃダメ、お座りください)。シルバーストーンオークションのバイヤーズプレミアムと付加価値税を除いた金額である。雑誌「ファスト フォード」の常連だとはいえ、ここまで盛り上がるとは、誰が予想できただろうか。

もちろん、これはアストンマーティン ティックフォードが製造したホモロゲーションスペシャルの中でも、かなり美しい例であった。さらにこのクルマは、再整備されたばかりで、車検証も新しくなっていた(価値あるものなので新オーナーが乗るかどうかはわからnないが)。そして売り手は、ナンバーマッチのオリジナルが「長期間、車の重量に耐える」ことがないように、2セット目のRS500のホイールとタイヤを装着していたのだ。

このまま門外不出にされてしまう前に、あのモンスターなギャレットターボがもう一回回転してくれることを祈るばかりだ…。






=海外の反応=
「金持ちに課税せよ」
「205GTだって、R34GT-Rだって、価格が上がっているから当然。つまり、そのような車は、意図されたとおりに使われ、酷使されてきたのだ。そのため、無改造で走行距離も少ない車はほとんど残っていない。走行距離の少ないクリーンな車は、非常に珍しくなってきているのだ。文字通りの意味での希少価値。
そして、人間というものは、なくなるまで物の価値を理解しないようで、今では何千人もの人がこの車を買おうとしている。
何十年もの間、「古いフォード」「20年前の日産」「80年代のプジョーの死の罠」としてセスを見下していた同じ人たちが、今、価格について泣き言を言っているだけだよ」
「昨日の労働者のスポーツカーが、今日の金持ちのコレクターズアイテムになっているのはおかしい」
「なぜ、多くの人が月末になると窮地に立たされ、多くの人が暖を取り、食事をするのに苦労しているのに、このような車に本当の価値よりはるかに高いお金を出して喜んでいる人が増えているのか、自問してみてほしい。貧富の差は縮まるどころか、広がっているのだ」
「ブラックバードや隼の低走行車を手に入れるのも悪くないと思うようになった」
「シエラ XR8も忘れてはいけない(250台しか作られなかったので、希少価値は高い)」
↑「ターボテクニクスXR-4X4ミンカーは、シエラの中でも最も希少なバージョンで、製造台数も非常に少なかったと思う。シエラの中でも特に希少価値が高く、コレクターがこぞって買い求め、比較的状態の良いものが少ないため、オークションなどでは高額で取引されている」

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