その全長と同じくらい長い名前の限定150台、メルセデスマイバッハ Sクラス「オートクチュール」


メルセデスは2015年にマイバッハブランドを復活させて以来、全世界で6万台を優に超えるクルマを販売してきた。2021年の時点で、1カ月に600台近いペースで売れているそうである。だから、この限定モデルは、搭載されるV12とほぼ同じ速さでショールームから飛び出していくはずだ。

そして、このクルマと同じくらい長い名前がついている。(言う前に深呼吸)メルセデスマイバッハ Sクラス「オートクチュール」へようこそ。マイバッハ S680(6.0リッターV12、612ps、900Nm、0-100km/h 4.5秒、豪華装備)をベースに、さらに豪華なレイヤーを重ねている。

上部が「ノーティカルブルー」、下部がローズゴールドの2トーンペイント仕上げとなっている。ローズゴールドは、トップギア編集部でフィアット500の長期テストをしている人なら、単純に素晴らしい色だと思うだろう。

ホイールもブルーで、サラウンドライティングには「アニメーション」プロジェクションが採用されている。ドアを開けると(ドライバーにやってもらう)、ベンツやマイバッハのパターンがLCD技術によってフロアに踊り出すアニメーションが出迎えてくれる。

メルセデスは、ブルー、ローズゴールド、ゴールドの色調を用いた「上質なファッションにインスパイアされた」ファブリックを随所に使用。クリスタルホワイトレザー、モヘアとリネンのフロアマット、そしてもちろんこのクルマで最も重要なローズゴールドカラーのシャンパンフルートも用意されている。

キラキラ光る雲や、「エレガントに着飾った12種類のアバター」などを備え、MBUXはファッション面でも変身を遂げた。デジタルアバターがディナージャケットやガウンに身を包むのは、まさにラグジュアリーだ。さらに、購入者にはハンドメイドの特別なギフトボックスも用意されている。

「150台限定というこのスペシャルエディションは、魅力的なコレクターズアイテムを時折リリースするというメルセデスのブランド哲学を反映しています」と、メルセデスのデザインボス、ゴーデン ワグネルは説明する。

価格は未定だが、さまざまな要素を考慮すれば、このモデルがいくらくらいになるかは想像がつくだろう。



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=海外の反応=
「外観と同様に内装も素晴らしい」
「趣味の良さはお金で買えないという証拠」
「特にあのチェック柄は、ただただ気持ち悪い」
「6年で6万台シフトして、今、年間7,000台くらい売れてるってことは、売れ行きが落ちてきてるんだろうな。ハイブリッド化の全くないV12の市場ってどこにあるんだろう?アメリカのお金持ちはまだ買っているんだろうか?中国の法律はかなりエコを意識していると思うし、アラブ諸国ではもう少しオフロードなものが好まれると思う。ロシアでもそんなに売れてないんじゃないかと思うんだけど」
「プルマンバージョンはもうないのかな?」

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