アルピーヌが電動SUV作っちゃうけど、A110やホットハッチも出すんで、安心して



アルピーヌは2026年以降、電気自動車しか作らないが、そのうちの2台がSUVになることがわかった。

先日行われたルノー・グループのプレゼンテーションで(これだけでも十分な情報だが)ルノーは、アルピーヌの新型電気自動車A110、ルノー 5 EVハッチのホットバージョン、クロスオーバーに加え、アルピーヌもミドルサイズとフルサイズのSUVをつくると発表した。当然、電気で動くクルマだ。


泣いても笑っても、藁人形を打ち付けても、運命的だと肩をすくめても、お好きなように。でも、a) 誰も購入を強制していないこと、b) SUVの製造は、会社を救うビジネスモデルであることがかなり証明されていることだけは覚えておいてほしい。だから、大きなEVオフロード車が欲しいけれども、そこまで本格的じゃなくてもいいって人たちはそれを手に入れ、それ以外のスポーティなクルマが好きな人は、新型A110とホットなルノー 5を手に入れる。じゃあ、その取引に応じようじゃないか。しかし、これまでフランスのロータスのような存在だったアルピーヌが、今後どうなっていくのか、気になる人もいることだろう。

ルノーの発表によれば、アルピーヌは「レースで培ったハイエンドなゼロエミッション・グローバルブランド」であり、「独自の技術」を駆使した「ユニークでアセットライトな(ビジネス)モデル」であるとのこと。アセットライトとは金融用語で、資産保有を最小限にするということだ。正直、ややディテールに欠けるが、彼らが何を目指しているのかは、なんとなくわかる。アルピーヌF1や初代A110の歴史的な画像から、レーシングの血統を感じ取ることができるし、アルピーヌの小さなチーム(約2000人、うち半分はエンジニア)とほとんどが手造りのクルマが、「アセットライト」の部分をほぼカバーすることができる。「独自技術」については、後日改めて報告することになろうが、アルピーヌのF1活動から派生したもの、あるいは少なくともアルピーヌのF1活動に起因するものであることは間違いないだろう。

EV技術の源は、ルノーの新会社であるアンペールEV&ソフトウェア社のことであろう。ルノーは、「OEMの混乱から生まれたピュアなプレーヤー」だと表現している。そして、もしここに暗号解読できる人がいたら、遠慮なく連絡してほしい。

電池を使い切った後の行き先については、ルノーは別の会社で解決する用意があるそうだ。その名も「ザ フューチャー イズ ニュートラル(The Future Is NEUTRAL)」。なんだかハーマンミラーのオフィスチェアでくつろぎながら、頭の後ろで指を組んだ男が言いそうなネーミングだ。

その会社の目的はタイトル以上に賞賛に値するもので、自動車を完全にリサイクル可能にすることだ。ザ ウォール カラー イズ ア ナイス ウォーム ニュートラル(The Wall Colour Is A Nice Warm NEUTRAL)は、2030年までに自動車を構成する素材、バッテリー、モーター、工具、鋳型、金型など、90%をリサイクル素材で作ることを目標としている。これは短期間で達成すべき大きな目標なので、期待される。アルピーヌの目標が明確になってきた。




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=海外の反応=
「世界がまさに必要としているものとは…よりたくさんのSUV、ロボトミーに相当する自動車」
「親愛なる主よ、これ以上馬鹿げた SUV はやめてくれ」
↑「私はこの話が嫌いだけど、この頂にはお金が集まってくるし、アルピーヌはビジネスだ。他の目標に資金を提供するのであれば、問題ない。だから理解できるし、アルピーヌの未来に合わせなければならない。けど、好きにならねばならない、ってこともない」
「ライトウェイト EV を作れるのはこのような人たちだ。1,360kg以下で 300hpなら、電気自動車と同じくらい楽しいものになる」
「軽量EV。率直に言って、密度のない非常に小さなスペースに大きなワットを収容する方法を見つけられない限り、相互に排他的な2つの概念である。現時点では、それを行うことができる市場には何も見つかっていない。BEV が軽量であることは、他の BEV と比較して相対的な用語であるに過ぎない」
↑「テスラ ロードスターの重量は1,225kgで、比較的プライベートなバッテリー技術を備えているため、アルピーヌだったら、1,360kg未満は可能だ」
「ガソリンヘッド(ICE信奉者)の未来は暗い」

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