ベントレー フライングスパーに、貴重なW12の「スピード」登場


新型ベントレー フライングスパー スピードが635psしかないことを残念に思っているわけではない。結局は膨大な馬力だということに変わりはないのだが、スピードは2019年に初公開された標準のW12エンジン搭載フライングスパーより速くはない、ということなのである。完全にその名に恥じないものではないのか?と、ちょっと疑問に思っただけなんだ。

公平にいえば、最高速度333km/h、0-100km/hタイム3.8秒は、特に4ドアのラグジュアリーリムジンとしては、驚くようなものではない。だからこそ、このネーミングは効果的かもしれないけれど。V8とV6ハイブリッドの売り上げが伸びているためもあって、W12エンジンを搭載した「スタンダード」なフライングスパーは今年5月に販売終了となったため、最高級モデルのマリナーほどお金をかけたくない(かけられない)人は、このスピードを購入するしかない。

しかし、見た目は素晴らしい。私たちはすでにフライングスパーの大ファンだが、スピードではグリル、ティンテッドライト、ブラックエグゾーストチップがダークフィニッシュとなり、さらにブラックトリムが追加されている。ロアウイングにもSpeedのバッジが付き、ユニークな22インチホイールと「宝石をちりばめた燃料とオイルのフィラーキャップ」が装備されている。これは、興味深いね。

ハードウェア面では、6.0リッターツインターボW12(ベントレーでは、この象徴的なエンジンを搭載する最後のモデルの1つになるだろうと言っている)、全輪操舵、ベントレーの「ダイナミックライド」が標準仕様となっている。

インテリアはスピードの特別カラーで、キャビンの随所にDinamicaが使用され、スポーティな雰囲気を醸し出している。スポーツペダルも装備され、Speedバッジや高級時計からインスピレーションを得た新しい「パフォーマンスインフォテイメントグラフィック」がふんだんに使用されている。


=海外の反応=
「大好き」
「私は、ベントレーやロールス・ロイスのような、クラスと絶対的な豪華さの提供者は、外向的な色を選ぶ勇気を持っているのに対して、まだBMW、メルセデス、アウディなど、進歩、現代の技術と運転のダイナミクスを強調する最も叫んでメーカーが、ピアノブラックとスチールシルバーの30種類の海で溺れ、緑で少し光沢のある色も選ぶことさえできないことは皮肉に思う」
↑「確かにそうだね。しかし、ドイツのスーパーカーはビジネスマンが所有することが多く、ロールス・ロイスやベントレーは裕福な人々が所有することが多いようだから」
↑「私は最近のベントレーは、サッカー選手や芸能界にいる人たちのものだと思うな。本当の価値よりも、もっと裕福な人たちのものなんじゃないか?」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2022/09/53645/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

ピックアップ

トップギア・ジャパン 060

アーカイブ