アキュラのプレシジョン EV コンセプトは「パワーボートにインスパイア」←わかる


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これはライフジャケットである。

もちろん比喩的な意味だが。「プレシジョン」と呼ばれる文字どおりEVコンセプトだが、アキュラが電気自動車に踏み切るのを助けるために製作された、(比喩的ではあるけれど)非常にリアルなライフジャケットでもあるのだ。

なぜ、そのようなものが必要なのだろうか?もちろんSUVは売れるし、最大の市場であり、成長し続けている。そして、EVの普及は一般的に、購入者ではなく、車の入手可能性に制限されるからである。例:オーストラリアに割り当てられたヒュンダイ アイオニック 5は、18分で完売した。

だから、EVのSUVというのは安全なオプションである。簡単に勝つことができるし、かなりリスクの高い一打の代わりに、100パーセントのチャンスだ。そして、それはレガシーメーカーに語りかける。彼らが参入しようとしている世界をよく理解しておらず、不安を感じているのだから。

プレシジョンは、「将来のアキュラ製品の方向性を形作るデザインスタディ」というコンセプトカーにありがちなフェイントを施しており、スペックや素材などの話は、完全な円と同じくらい無意味だ。では、デザイン言語は?そこは、 'カラーウェイ'と専門用語を言っている人々にお任せする。でも、アキュラはプレシジョンのラインが '豪華なイタリアのパワーボート'からインスピレーションを受けていると言うことに注意しとこう。リヴィアンがそれについてどう感じているかはわからないが、それはここで述べることじゃない。

デザインの巨人たちとの微妙なつながりは別として、プレシジョンはEVコンセプトを表すのによくあるキャッチフレーズでビンゴゲームができるようだ。「電気自動車の未来像」、「完全なドライビング オートメーション」、「刺激的な電動化の未来へ」など、誰でもビンゴ!がゲットできるくらい、よくある文言が並べられている。

これはホンダのせいでもなければ、ホンダのオールアメリカン・サブブランドであるアキュラのせいでもない。また、電気自動車が悪いわけでもない。ただ、世界中の自動車メーカーが変化の風を感じ、自動車の歴史上もっとも安全でリスクの少ない遊び、つまり電気自動車のSUVで対応していることに、このあたりで気づいたのだ。

そして、プレシジョン EV コンセプトが2024年に目指すのは、また新たなEV SUVなのだ。アキュラはプレシジョンをスピードボートになぞらえてスタイリングしたかもしれないが、クルマそのものはライフジャケットを着ているようなものである。それも、お風呂くらいの場所で。

=海外の反応=
「そのうち、オートメーションが過ぎて、誰も車を停める必要がなくなっちゃいそう」
「とにかく、あのダサいロゴからデザインを始めるべきだった…。「プレミアム」ブランドがこんなにもデザイン性のないアイデンティティを持っているなんて」

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