レースもよりサステナブルに ランボルギーニ スクアドラ・コルセがISO 20121認証取得



スーパー トロフェオ ヨーロッパ第3戦(7月1-3日)の開催にあたり、アウトモビリ・ランボルギーニのモータースポーツに特化した部門であるスクアドラ・コルセは、TUV ItaliaからISO 20121認証を取得した。これは本レースが環境、社会、経済面での持続可能性基準に沿った体制で開催されていることを保証するものだ。

環境の持続可能性への道程である「コル・タウリ方針」で発表した積極的なサステナビリティ目標に従い、ランボルギーニモータースポーツ部門は、ミサノ戦で詳細なプログラムを実行した。具体的には、紙とプラスチックの使用削減、地元のオーガニック食材を使ったケータリングによるエネルギー効率化プロジェクト、およびチャリティーを目的とし、レースウィークエンドに関わるすべての人の問題意識を高め、理解を深めるフードリカバリー・プロジェクトを実施した。

環境、品質、エネルギー、および安全分野の認証機関で、ビジネスアシュアランス・ディビジョンディレクターを務めるフランチェスコ・スカルラタ氏から、ランボルギーニ・モータスポーツのであるマウリツィオ・レジャーニにISO 20121認証が与えられた。レジャーニは次のように語っている。「このマイルストーンにより、完全にサステナブルなチャンピオンシップへの一歩を踏み出しました。当社は、アクティビティ、プロジェクト、イニシアチブに対して、社内全体で包括的な責任を持って取り組んでいます。アウトモビリ・ランボルギーニは、2014年にも全取扱製品を対象としたカーボンファイバー車両修理サービスの認証をTUVから取得しています。さらに、スクアドラ・コルセは、2016年にISO 9001認証を取得済みです。現在、サステナビリティの視点は当社のに深く根付いており、スクアドラ・コルセはこの領域で積極的に活動を続けていくつもりです」

スクアドラ・コルセはISO 20121認証の取得に加え、ピレリのタイヤを使用している。ランボルギーニとピレリが重視する循環経済に沿って、タイヤはスーパー トロフェオ ヨーロッパのレーストラックでの使用後は、マテリアルとエネルギーリカバリーに活用される。

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