レクサスは、6月23日から26日にかけてイギリスで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに、時速0-100km/hが2秒前半という狂気の完全電気自動車のコンセプトカーを出展することを発表した。
親会社トヨタの豊田章男社長が伝説のスーパーカー、LFAの「秘密のソース」を共有すると考えているこのクルマは、これまで名前がなかったが、「エレクトリファイド スポーツ コンセプト(Electrified Sport Concept)」と名づけられることに決定した。ちょっと味気ないなと感じたのが、あの加速を目の前にして、名前のことなんて、誰が気にするだろうか?
このエレクトリファイド スポーツ コンセプトの詳細については、航続距離が430マイル(692km)であること以外、まだわかっていない。レクサスによれば、「本物の高性能を実現する」ために、(日産が期待を寄せている)固体電池技術を利用する可能性があるという。これは最高のハイパフォーマンスカーとなりそうだ。
そして、グッドウッドが電動パワートレインに支配されていることを忘れてはならない。フォルクスワーゲン ID. Rは2019年にフェスティバル・オブ・スピードでヒルクライム記録を更新し、それまで20年間続いていたマクラーレン F1マシンのベンチマークを打ち破ったのだ。
レクサスもグッドウッドで新型ヨークステアリングSUVのRZ 450e、さらにクロスオーバーのUX 300e、同社のラインアップに初めて到達したバッテリー電気自動車を展示する予定だ。
EVの展示が多すぎるのでは?なんて思ったあなた、もしかしたらゴードン マレーがT.50で登場し、バランスを取ってくれるかもしれない。
=海外の反応=
「最新のトヨタ スープラはこうであるべきだったのに…」