次期ホンダ NSXが電気自動車のスーパーカーになるっぽい

2代目ホンダ NSXは、ハイブリッドスーパーカーゲームを十分に先取りしていた。確かに2015年に発表されたとき、マクラーレン P1、ラフェラーリ、ポルシェ 918 スパイダーはすでに存在していたが、この3台はまさにトップで戦うフルファットハイパーカーだったのだ。ホンダは3.5リッターのV6ツインターボと3つ以上の電気モーターを使い、4輪駆動で573bhpを発揮していた。

しかし今、NSXのレシピが再び変わる可能性があるようだ。というのも、ホンダは今後10年ほどの間にかなり大きな計画を発表しており、その中に「スペシャリティとフラッグシップ」と表現される2つの「スポーツモデル」の発売が含まれているのである。

この戦略は面白いし、とても興味深い。そのフラッグシップとは、もしかして新たなNSXなのだろうか?トップギアでは、完全なEVになるだろうと推測しているだけの話なんだけど。ホンダは現在、2つの次期スポーツカーについて話すときには、「電動化」について言及するだけにとどまっている。

だがホンダは2030年までに全世界で30台のEVを導入し、EV年間生産200万台超を計画すると発表している。10台は中国で発売され、米国では2024年に2台の電動SUVが発売される(いずれもGMとの共同開発だ)。今後10年で研究開発費として約8兆円、電動化・ソフトウェア領域に投資も含め約5兆円を投入し、電動化を加速させるのだそうだ。

とはいえ、ホンダの未来はバッテリー駆動ばかりではないだろう。芝刈り機から船外機、プライベートジェット機まで、あらゆるものを製造しているホンダは、実は世界最大の動力装置メーカーなのである。2050年までにカーボンニュートラルを目指すホンダだが、「単にエンジンを電池に置き換えるのではなく、多面的かつ多角的な取り組みが必要なのです」とも言う。

そのために、内燃機関用のカーボンニュートラル燃料、EV用の先進的な固体電池、スクーターやバイクなどの小型アプリケーション用のスワップ可能な電池などに取り組む予定だ。さらに、長距離輸送用の水素燃料電池、都市内ソリューションのためのモビリティサービスと自律走行車の開発にも資金を投入することを約束しているのである。すごい。

この大きな計画について、みなさんはどう思われる?そして、電気自動車のNSXはいかがだろうか?

=海外の反応=
「誰も頼んでないのに」
「EV版のS2000 が出てくるかもしれないね」
↑「ありえないよ」

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