メルセデス・ベンツ EQSには、なんと56インチの巨大なスクリーンがつけられる

巨大でしょ?これが、新型SUVメルセデスEQSに搭載される56インチの「ハイパースクリーン」(オプション)だ。スペースが究極の贅沢とされる中、メルセデスは文字通りそのすべてをピクセルで埋め尽くしたのである。

完全な電気自動車であるEQSサルーンと同じEVA2プラットフォームを採用したこの新型ベンツの車内を、初めて見ることができた。このEQS SUVのバリエーションも完全な電気自動車であることは、驚くことじゃない。

しかしコレ、完璧に巨大だよね。確かにスクリーンはオプションだけど、ダッシュボード全体の幅に渡るデジタルディスプレイ仕様にする誘惑を避けられるEQSユーザーが多いとは思えない。EQSサルーンと同様、このスクリーンはインストルメントクラスター、インフォテインメント、パッセンジャーディスプレイを取り込んでいる。さらに、吹き出し口も巧みに組み込まれている。

車載カメラは、助手席の乗員がストリーミング/ウォッチングしているものをドライバーが見ているのを検知すると、「ダイナミックコンテンツ」を自動的に薄暗くしちゃうから、別の意味でも賢いのだ。これは文字通り、EQSスクリーンを購入し、同乗者にそれを楽しんでもらうための代償なんだ。

だが、EQSサルーンがそうであるように、ドライバーも十分に楽しめるはずだ。これは通常のSクラスサルーンよりも優れた乗り心地を誇っているので、SUVバージョンでも「とても快適」程度のものは提供されるだろう。

もちろん、EQSのSUVでは、豪華な素材がふんだんに使われ、たくさんの人数を乗せることができる。オプションで7人乗り仕様も用意され、3列目には「GLEよりもさらに快適な」高さに設定された2つの独立したシートが用意される予定である。

で、車内はいい香りになりそうで、7人の人間を乗せるのなら、とても良いことだ。EQS SUVのために特別に開発された「MOODミモザ」という新しい香りがあるそう。スペースが広いことだけでは、もう究極の贅沢ではないのかもしれない…。


=海外の反応=
「センタースプリットキャビンが生産されると思う人へ。見た目は素敵だけど、センターコンソールのアームレストは現実には機能しないんだ。モーターショーのモックアップを思い出させる。自動運転で電動なので、ヘッドアップディスプレイがあれば十分。美しい素材と美しい作り。しかし、次のステップは、完全に自動化された運転による輸送で、自動車に関する情報は必要ない」
「ダサい、昔から変わってない」
↑「内装と外装の乖離が激しいな。インテリアは、EQSサルーンのように、バランスのとれた、テクニカルでモダンな外観だ。エクステリアは、EQSと同じように、いびつで、薄っぺらで、意味不明。唯一の救いは、同クラスの類似車(テスラ モデル Y、BMWなんでもあり)が、もっと醜いこと🤣🤣🤣」
↑「これは、ほぼ全ての製品に当てはまると思う。最近のメルセデスのデザインは、エクステリアは淡白でつまらないのに、インテリアは派手派手。きっと高度な市場分析に基づいて、人々が求めているのはこれだということを証明しているのだろうが、それでも私はこのデザインが好きじゃない」
↑「確かにそうだが、BMWより格好いいというのは、最近ではあまり言われなくなった」

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