マクラーレンが「ゲーム・チェンジャー賞」を受賞、P1から始まった電動化技術をアルトゥーラへと昇華

マクラーレン・オートモーティブは、ロンドンのザ・ドーチェスター・ホテルで開催された「ウォルポール・ブリティッシュ・ラグジュアリー・アワード」のセレモニーで、「ゲーム・チェンジャー賞」を受賞した。

賞の授与は、女性実業家、モデル、慈善家としても著名なバース侯爵夫人エマ・シンにより行われた。この賞では、マクラーレンが継続的に取り組む、技術革新や科学技術の応用実践が評価された。こうした取り組みは、マクラーレン初の量産型ハイパフォーマンス・ハイブリッド・スーパーカーである最新モデル、マクラーレン アルトゥーラに活かされている。

マクラーレンは、世界初のハイブリッド・ハイパーカーとなったマクラーレン P1™の発売とともに、電動技術における信頼を10年近く前に確立した。そして最新モデル Artura では、マクラーレンの量産型モデルに電動技術を導入している。これを可能にしたのは、3年前に始動したばかりのマクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センターが開発した、画期的なプロセスやテクノロジーだった。一連の開発では、車両の軽量化により、お客様がマクラーレンに期待する運転性能や操作性を確実に保ちつつ、エネルギー効率の高いドライビングを実現している。

こうした進歩のおかげで、2020年代後半にはマクラーレンが完全電動化を実現するルートが開けた。またマクラーレンは軽量化のノウハウを活かして、英国政府の主導のもとに、他の運送手段のエネルギー効率を向上させるために尽力を続けている。

「ハンドビルドのスーパーカーを生み出すマクラーレン・オートモーティブが、イノベーション、デザイン、科学技術の応用実践が評価され、ウォルポールでゲーム・チェンジャー賞を受賞できたことを光栄に思います」

「私達はわずか10年間のうちに、この分野の先導役を担うに足る、新しいプロセスやテクノロジーを開発してきました。軽量化技術やモータースポーツ界に由来する、社の起源に真摯な姿勢を保つと同時に、環境への影響を最小限に抑えながらも、最高のドライビング体験を提供するためです」

「デザインや科学の応用実践によって、マクラーレンは真に革新的な英国高級ブランドであり続けています。マクラーレンがお届けする、モダンでパーソナライズされた画期的なマシンは、世界中のお客様に喜ばれています」

ルース・ニック・アーイ  マクラーレン・オートモーティブ 購買・通商・法務・政府関連事業エグゼクティブ・ディレクター

「マクラーレンは、モダンかつラグジュアリーなスーパーカーの可能性を、常に拡張し続けています。だからこそウォルポールのゲーム・チェンジャー賞受賞は確実視されていました。アルトゥーラでは、カーボンファイバー製の軽量構造が、高性能なハイブリッド・エンジンとともに、絶妙なデザインに包まれていますが、このような技術革新は、英国のラグジュアリーオートモーティブの未来をさらに心躍る方向へと導くものです」

ヘレン・ブロックルバンク ウォルポール CEO

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