ベントレーのプライドと進歩を表現したアートなフライングスパー

ベントレーが、フライングスパーのアートカーを作った。「ユニファイング・スパー(Unifying Spur)」と名付けられたそのデザインは、英国の自動車メーカーがいかに多様なビジネスを展開したいかを示す、非常にカラフルなものとなった。

「101年の歴史を持つベントレーは、気候変動に配慮した未来に向けて、かつてないほどの変化を遂げようとしています」と説明されているのだが、どうやらベントレーは明らかに自分たちのことを三人称で語るのが好きなようだ。

「創造性と革新を推進するためには、多様な経験と視点が基本的に重要であることを認識し、Bentleyは最も多様性のある高級車メーカーになることを目指しています。そのために、2025年までに管理職の多様性を30%に高めるという目標を掲げています」とも述べられている。

画家であり彫刻家でもあるリッチ モリスがデザインしたフライングスパーのデザインは、「Love is love」のエンブレムと、プログレスフラッグの全色、つまりプライドレインボーに、有色人種、トランスコミュニティ、HIVに感染している(あるいは感染した)人々を表す黒、茶、ピンク、白を加えたもの。このスパーは、「人種、信条、セクシュアリティにかかわらず、人類の統一された力を表す」ことを目的としている。

ユニファイング・スパーは、ヨーロッパの多様性月間が終わり、6月のプライドの祭典が始まるときで、まさにぴったりのタイミングで登場した。このクルマは、イベント会場を楽々と回り、10年後までに車両を完全に電気自動車にするというベントレーの未来の計画を、多様な雇用がいかに支えているかを示している。

あなたはどう思う?最も重要なアートカーの一つでありながら、最も目を引くクルマの一つでもあるかな?

https://www.bentleymotors.jp

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/05/34258/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ