ホンダの一番悪夢だったときは?
2015年、米国はホンダに対し、「潜在的または実際の安全上の問題を示す早期警告報告書(EWR報告書)を連邦政府に提出しなかった」として、7,000万ドル(77億円)の罰金を科した。
ホンダは昨年、タカタ製エアバッグインフレータの調査の結果、米国各州と8,500万ドル(93億円)の和解を成立させ、19のメーカーから全世界で数千万台の自動車がリコールされた。ホンダは19社のうちの1社で、20人以上の死者と多数の負傷者を出した、欠陥インフレータを搭載していたのである。