どんなテクノロジーが使われてる?
ホンダ EV プラスは、主要メーカーの電気自動車としては初めてニッケル水素電池を採用した。ホンダは、重量が約0.5トンの28.7kWHのバッテリーが、当時の他の多くの電気自動車に搭載されていた鉛蓄電池の「2倍のエネルギーと寿命」を持つと主張していた。
しかし、EV プラスが1回の充電でより遠くまで走れるわけではない。ホンダは、EV プラスの航続距離を60-80マイル(97-129km)と見込んでいるが、EPA(米国環境保護庁)の公式評価では81マイル(130km)となっている。しかし、テストでは、特別に注意して運転する(エアコンをオフにする)ことで、100マイル(160km)の走行を可能にした。
220ボルトの電源を使用した場合、2時間で80%の充電が可能だが、一般家庭用コンセントでのフル充電には約24時間かかると言われている。