これ、なに?
ホンダ eがホンダ初の市販EVだと思っていたって?それは間違いなんだ。ホンダは80年代後半から電気自動車の開発に着手し、1997年に初のEVを発売していた。
GMのEV1やトヨタのRAV4 EVなど、90年代の電気自動車の多くがそうであったように、ホンダ EV プラスも実際には非常に特殊な目的を持っていた。カリフォルニア州の大気資源委員会(CARB)が、1998年から同州での自動車メーカーの販売台数の2%をEVにしなければならないという指令を出したため、それを満たすために作られたコンプライアンスカーだったのだ。
とはいえ、技術的には非常に面白いクルマだ。この時代のEVの中では、おそらく最も考え抜かれた技術を持っていると思う。