ここで衝撃的なことを発表しよう。メルセデスのCLSが誕生して17年。クーパルン(クーペ+サルーンのこと。もしくは、サルーン+クーペのサルーペの方がいいかも?)の歴史を築いたこのクルマは、今や運転免許が取れる年齢になっているのだ。ドライバーの負担を軽減するアシスタンスシステムを満載していることを考えれば、それも当然だろう。
メルセデスは、2004年に初代CLSを発売して以来、約50万台を販売してきた。ここでご紹介するのは、3代目CLSのフェイスリフト版だ。外見上の新鮮さを保つために、いくつかの控えめなスタイリングの変更が行われている。インテリアでは、2種類の新しいウッドが用意され、ナッパレザーのステアリングホイールは、手をかざすと感知して、実際にホイールを動かさなくても自動運転機能が作動するようになっている。
エンジンでの改良点としては、新たにマイルドハイブリッドディーゼルが導入された。CLS 300dは、2.0リッターのディーゼルエンジンに15kWの電気を加え、最高出力261bhpを発揮し、0-100km/h加速6.4秒、最高速度370km/h、最高17.0km/Lの燃費を実現している。
ガソリンが3、ディーゼルが3モデル、そして4気筒と6気筒のエンジンがある。だが、つまり、AMG GT 4-Doorのような「怒れるV8クーパルーン」を目指したAMGのフルモデルチェンジはないということだ。
しかし、マイルドハイブリッドのCLS 53は、6気筒エンジンを電気的にアシストすることで最高出力429bhpを発生させ、0-100km/hを4.5秒で駆け抜ける。メルセデスは、CLSのミッドライフアップデートを記念して、300台限定の特別仕様車を新たに設定した。
=海外の反応=
「ナイスカー!」
「第1世代と第2世代のCLSはどちらも素晴らしいものだった。特にAMGマットグレーの2代目は。これはあまり良くないな…」
「AMG GT53やGT 43も存在するのに、なぜCLS 53が存在するんだ?」