ランドローバーはどこに会社があって、年に何台のクルマを製造しているのか?
まずはバーミンガム郊外のソリハル工場から始めよう。現在もレンジローバー、レンジローバー スポーツ、ヴェラールを生産している。1997年にフリーランダーが登場すると、マージーサイドのヘイルウッドに第2の生産工場が開設され、現在ではフリーランダーの後継モデルであるディスカバリー スポーツとイヴォークが生産されているのだ。
さらに遠く離れたところでは、この2つのモデルはブラジル、インド、中国でも生産されている(後者はチェリー自動車との合弁会社を通じて生産されている)。そして、考えているかもしれないディスカバリーと新型ディフェンダーはどうだろうか?2018年にランドローバーは、スロバキアのニトラで製造する新工場を開設した。その通り、新型ディフェンダーはイギリスでは作られていないんだ。
さて、別の見方をすれば、ランドローバーは実は他のどの会社よりも多くの組立工場を持っていたのかもしれない。60年代と70年代を通じて、当時はランドローバーが地球上で最も過酷な地形に適したクルマであったとき、同社では、現地で組み立てられる車両のために、いくつかの地域、特にアフリカ全域では、完全なノックダウン(CKD)キットが出荷されていた。
ランドローバーは合計で年間約40万台を生産しており、2019年の販売台数ベスト3はディスカバリースポーツ、レンジローバースポーツ、イヴォークで、それぞれ8万台以上の販売台数となっている。