エココンシャスなベントレーがエネルギー・環境管理に関する最新のISO規格を再取得した。ベントレーというと、エコとは縁遠いというイメージを持っている人もいるかもしれないが、ベントレーの全モデルの設計、エンジニアリング、製造が行われているクルー工場は、1999年に英国で初めてISO 14001規格を達成した自動車工場なのだ。これにより、廃棄物、エネルギー、水の使用量を削減し、リサイクルと生物多様性を最大限に活用することへの継続的な取り組みは、この業界で最も長く環境に配慮しているベストプラクティスを実践している例の1つとなっている。
さらに、エネルギーモニタリングシステムや英国最大のソーラーカーポートの設置など、エネルギー管理にも力を入れてきた。 ベントレーにあるソーラーパネルの総エネルギー容量は現在7.7MWとなっており、これにより、2011年以来継続しているISO 50001の再認定を確実なものとした。 ベントレーの再生可能エネルギー発電へのアプローチは、1年前のまさに今週、初めてカーボントラスト社からPAS 2060カーボンニュートラル認証を取得した際にも重要な役割を果たした。
3つの基準はすべて業界の重要なベンチマークとみなされ、複雑な審査と独立した認証・検証を経て初めて授与される。
ベントレーの製造部門の取締役であるピーター・ボッシュが説明した。「最高水準の環境コンプライアンスを採用し、達成することは、私たちの事業が環境に与える影響を軽減し、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーとなることを目指すサステナビリティ戦略の重要な部分です」
「昨年達成したカーボンニュートラル認証に加えて、ISO14001とISO50001の再認証を成功裏に達成したことは、敷地内の再生可能な太陽光エネルギーへの投資とグリーンガスへの切り替えを行った長期的な戦略の結果です。 また、生物多様性を最大化する一方で、水やエネルギーの使用量、廃棄物、排出量を削減するために、当社の事業のあらゆる側面を一貫して包括的に見直してきました」
「将来的には独自の物流や新しい低エネルギーの建物や施設に焦点を当てて、この分野の革新を続けていきます」
2019年に100周年を迎えたベントレーだが、来月、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーとなるための「ビヨンド100」計画のさらなる詳細を発表することを目指している。こちらも楽しみに待ちたい。
ベントレーがISO規格を再取得し、さらなるエココンシャスへ
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