ホンダは、キュートな軽ハッチバックをアップデートしてマニュアル化してくれた。軽自動車はどれもかわいいんだけど、中には東京の街中を走っていて、かわいい木の枝にことごとくぶつかってしまうようなラッキーなできごともある。あ、ちなみに、ホンダ Nワンのようなクルマを、Kei自動車って呼ぶんだよ。
これはフルモデルチェンジなんだけど、マイルドなアップデートされていると思う。ホンダは賢明にもその愛らしい顔をかなり残しているから。LED化されたヘッドライトとテールライト、グリルとバンパーのマイナーチェンジ、そして…、それ以外には何も変わったところが見受けられない。以前と同じように、私たちはこのクルマを抱きしめてみたくなるのだ。
最大のニュースは、運転席と助手席の間にあるんだ。トップスペックのN-One RSを選択すると、標準のCVTオートに代わる6速マニュアルギアボックスのオプションが用意されている。軽自動車初FFターボと6MTを組み合わせたタイプで、さらに運転席はホールド性を高めたセパレートシートを採用。
エンジンは660ccと64psの最高出力に制限されているという厳しい軽の規制の中では、ローラースケートよりちょっと大きいエクステリアサイズになるので、縮んだシビック タイプRのように振る舞うことはできないだろう。
しかし、ホンダのちっぽけな軽のロードスター、同じようにかわいいS660もあるから、こちらも楽しくて魅力的なマニュアル車になるだろう。本当に愉快で小さい乗り物なんだよ…。本当に再三言ってるけど、イギリスにも軽自動車を入れてほしいな。