メルセデス・ベンツ 新型EクラスのARナビでもう迷わない

メルセデス・ベンツの中核モデル、新型Eクラスが、オンラインで発表された。エクステリアデザインを一新、メルセデス・ベンツの新世代ステアリングホイールを初採用、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」に日本初のARナビゲーションを採用、最新の安全運転支援システムを搭載などが主な変更点だ。
Eクラスは、世界で累計1,400万台以上販売されており、元々は商用目的として1946年に発表されたW136/191型以来、常に時代に先駆けて革新的な技術を採り入れ、世界のプレミアムセダンの指標とされてきた。前後にクラッシャブルゾーンを設けたW110、180万台以上が販売されたW115/W114など、印象的なモデルを多く輩出し、日本で2016年から販売している従来型Eクラスは2017年に輸入車販売台数4位、翌年にも5位を記録するなど、好評を博している。
ボディタイプは9種類のセダン、7種類のステーションワゴン、1種類のオールテレインの3つがあり、 769-1,912万円まで、幅広いラインナップとなっている。1.5 リッター直列 4 気筒ターボエンジン、2.0リッター直列4気筒エンジン、3.0リッター直列6気筒エンジン+ISG、2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジン、2.0リッター直列4気筒ターボ +プラグインハイブリッド、3.0リッター直列6気筒ターボ、4.0リッターV8ツインターボ、と多彩だ。
メルセデス・ベンツで初となる新世代のステアリングホイールは、 「スポーツ」各モデルとメルセデスAMG各モデルには、3本のツインスポークを採用した。E 450 4MATIC エクスクルーシブには、ブラックアウトされたスポークを採用し、シックさを際立たせます。また、ナビゲーションやインストゥルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を 全て手元で完結できる機能性もある。さらに、従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用した。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上している。
そして、日本で販売される乗用車で初のAR (Augmented Reality = 拡張現実) ナビゲーションを採用している。従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされていくが、新型Eクラスでは、それに加えて、車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示される。って言っても伝わらないだろうから、下の動画の35秒あたりを見てほしい。これ、良くない?

AMGラインエクステリアが標準装備となったほか、E 450 4MATIC エクスクルーシブには、メルセデス・ベンツ伝統の「スリーポインテッドスター」が輝くボンネットマスコットが採用されるなど、エクステリアへのこだわりも十二分に感じられる。

メルセデス・ベンツ Eクラス

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