日本に取材に行くといつも感じるのは、スーパーカーがたくさん走っていることだ。それに、マニアが多いのがわかる。ここでは、80年代のアイコンから本格的なレーシングカーまで、トーキョーの街で見られたスーパーカーたちをご紹介しよう(正確には、トーキョーじゃない場所も入ってるけど)。
フェラーリ 599XX 'EVO'
フェラーリ 599XX エボルツィオーネは、カテゴリー的に公道仕様車ではなかった。フェラーリの中で最もハードコアなフロントエンジンである後輪駆動のV12エンジンを搭載しており、常にマラネロから厳しく制限がかけられていた。もしフェラーリ 599XX EVOを買ったとしても、フェラーリ・レーシング・デイズでしか走らせることができないというわけ。フェラーリのイベント以外で運転したい場合、フェラーリはクルマと、F1カーにプラグを挿し込んで使う格好いいAcerのノートパソコンを装備したエンジニア達を送り込んでくれるから、そうしたらイベント外でも走らせることができるのだ。しかしそれはあくまでも公道外での話である。
日本人だって、いつもルールに従っているというわけじゃないんだぜ。