将来、ベントレーを愛する立派な大人になるために、英才教育の方法を伝授しよう。ベントレーの世界を体感するのに早すぎるということはないのだ。
ベントレーボーイズとベントレーガールズは、子供たちを楽しませるためにデザインされた特別なコレクション。コレクションには木製のガレージから柔らかいテディベア、ボードゲームからベントレーの乗り物まで、あらゆる年齢層に合うものが揃っている。家の中の新進気鋭のレースドライバーやジュニアエンジニア、数学の魔術師や勇敢な探検家である子供たちが退屈から抜け出し、新しい経験や挑戦をすることを、親としては歓迎してあげようではないか。ただし、お子さんが免許を取れる年齢になった時に、ベントレーをねだられても、責任は取れないので、あしからず。
子供の想像力の動力源に伝統的な木のおもちゃの見た目や手触りに勝るものはない。ベントレーのおもちゃは、楽しさと遊びになかに知育的な要素を兼ね備えており、それぞれのおもちゃがベントレーらしさを感じさせるものだ。
最初にご紹介するのは、モーターショーのスタンドにインスパイアされたベントレーの木製トイガレージ(Wooden Toy Garage)。3階建てのフロアには、機能的なターンテーブル、ヘリポート、手動式エレベーター、ガソリンスタンド、洗車場など、子供が想像上のクルマの所有とベントレーの世界を楽しみ、参加するために必要なものがすべて揃っている。
ターンテーブルは、おもちゃの車のコレクションをあらゆる角度から展示するのに最適で、エレベーターはクルマをガレージ内で移動させることができる。前面アクリル板は、ベントレーの象徴的なダイヤモンドデザインパターンからインスピレーションを得ており、中央にはベントレーのロゴがあしらわれている。
このおもちゃに使われている木材はすべて、森林が持続可能に管理され、環境への影響を最小限に抑えるための10の原則を守る国際機関である、FSC(森林管理協議会)の認証を受けている。現在アメリカでは販売されていないが、このガレージはいくつかの組み立てが必要で、3歳以上の子供に適している。木材とアクリル樹脂で作られ、サイズは、W81xH46xD43cm。
もう少し大きめの子供(2歳から6歳)なら、コンチネンタル・ライドオンカー(Continental Ride-On Car)で想像力を膨らませることができるだろう。コンチネンタルGTにインスパイアされたこのライドオンモデルは、実車に合わせたカラーリングが施され、機能的なステアリングホイール、ホーン、さまざまな音楽の音色が装備されている。バックレストとリアの転倒防止機能を備えているので、屋内外を問わず安全に遊ぶことができ、シート下には便利な収納スペースがある。
あらゆる感覚に訴えかけるようにデザインされたこの乗り物は、見て、感じて、聞いて、鑑賞することができ、子供のおもちゃの中できっとお気に入りになるはずだ。車には、いくつかのアセンブリと2x1.5V単3電池(含まれていない)が必要だ。カラーはホワイトとドラゴンレッドの2色で、サイズは66×29×30cmだ。
このライドオン コンチネンタル GTは、ベントレーのフルサイズの新型コンチネンタル GTが、他に類を見ないパワー、卓越したクラフツマンシップ、最先端の自動車技術の新時代の到来を告げるものであるのと同様に、子供たちにグランドツーリングの世界をもたらしてくれる。クーペでもコンバーチブルでも、フルサイズモデルではパワフルなW12エンジン、または活き活きとしたV8エンジンを搭載したモデルでも、その流麗でシャープなラインが道を切り開き、まさにベントレー英才教育の極みといえよう。
お次は女の子にもおすすめな、クマちゃん。バーキン・テディベア(Birkin Teddy Bear)だ。おそらく最も有名なベントレーボーイズであるサー・ヘンリー 'ティム’ バーキンにインスパイアされたこのソフトなクマのぬいぐるみには、バーキンの特徴であるスポットスカーフとドライビングジャケットが付いている。
サー・ヘンリーはトップレーシングドライバーとして有名で、トレードマークのシルクのネッカーチーフを風になびかせて、ブルックランズ、ニュルブルクリンク、そしてルマンのレース場を走り回っていた。
ノッティンガムレースで稼いだ一族の財産を使って、サー・ヘンリーは世界中を旅し、1920年代のレーシングヒーローとして、またオリジナルの「ベントレーボーイズ」の一人として華やかな生活を送っていた。
彼は相続で財を成した裕福なドロシー・パジェット氏を説得し、‘ブロワー’として知られるスーパーチャージャーを搭載した4 1/2リッターの開発のためベントレーチームに資金を提供させたことが最もよく知られている。耐久レースには向かなかったが、バーキンがハンドルを握るとスプリントでは無敵の走りを見せ、1932年にはブルックランズで時速137.96マイルという印象的な記録を樹立した。
ノッティンガム郊外のラディントン・グランジにある実家では、家が取り壊されてからずっと後に、ヘンリー卿が書いた「いつも、あらゆる方法で、より速く」という言葉が馬小屋の壁に塗られているのが発見された。
このブロンドのクマは、ヘンリー卿にそっくりではないが、生き生きとした態度と容姿が彼に似ている。美しく柔らかな肌触りのベントレーのラグジュアリーベアは、プラッシュファーという布で作られており、愛らしい刺繍が施された鼻と口が特徴。前足にはベントレーの「B」の文字があしらわれ、高さは40cmで、何世代にもわたって受け継がれる魅力的なおもちゃだ。
それから、ベントレーのラベンスバーガ―メモリーゲーム(Ravensburger Memory Game)。この古典的なファミリーゲームは、世代をつなぎ、共通の時間を作り、いつでも非常に楽しいものであるため、どの年齢層用にもすることができる。
この車のメモリーゲームは、過去と現在のベントレーの72枚の高品質のメモリーピクチャーカードを使用している。多くの人に愛されているラベンズバーガー社の定番ゲームだ。1959年に初めてプレイされたこの伝説的なメモリーゲームは、常に作り変えられてきた。ベントレーのゲームには、ヘリテイジモデルのベントレーと現代のベントレーのカラフルなカードが使われており、一緒にプレイすることで楽しい思い出がプレイヤーの心に残るのだ。カードを選んで、裏返して、隠された絵を発見してみよう。
最後は、世界中のベントレーのモータースポーツ活動を追いかけてきた若いレーシングファンにとって、興味を持って、夢中になってもらえる最後の挑戦的なおもちゃが、300ピースのレースカージグソーパズル、ベントレー ラベンズバーガ― パズル(Bentley Ravensburger puzzle)。これは、ベントレーが新たにカラーリングを施した2016年 コンチネンタル GT3が、バスースト12時間レースでシーンに復活した瞬間を再現したもの。コンチネンタル GT3は、4 1/2リッター、スピードシックス、スピード8ルマンの勝者を含む、高い評価を受けているベントレーのモータースポーツの系譜を継ぐ専用のレースカーだ。
オーストラリアのニューサウスウェールズ州にあるバサーストは、23のカーブ、6.2kmのドラマチックなサーキットで、高速走行、狭い山間部、急な標高変化など、世界で最もタフなサーキットのひとつと言われている。また、1.9kmのコンロッド・ストレートは、コンチネンタルGT3が時速170マイル(270km/h)のスピードを出す場所で、世界のモータースポーツ界で最も長いもののひとつだ。
ジグソーパズルの最後のピースを勝利したGT3にはめ込むと、この爽快なレースを再現することができる。9歳以上の子供向けのパズルで、組み立て時のサイズは36×49cmだ。
キッズ向け商品紹介をしてきたが、大人のベントレーファンも楽しめるうんちくが詰まったおもちゃの数々。 ベントレーコレクションの全製品は、以下のサイトで確認ができるので、ぜひアクセスしてみよう。