お主、なかなかやるな…1931年製ベントレー ブロワーがコンチネンタル GT3を牽引

先日、ベントレー ブロワーをデジタル化した記事を掲載したが、今回は、リアルワールドでのおハナシ。なんと、1931年製の4.5リッタースーパーチャージャーを搭載したベントレー ブロワーが、現代のコンチネンタル GT3のレースカーを牽引しているのだ。今ちょうど、燃料を満タンにしているところ。お世辞にも低燃費と言えないブロワーなので、この日は、8回目か9回目だったかもしれない。
「なんで、また?」という疑問がわくのも当然だよね。これは、昨年夏のシルバーストーン・クラシックでのメディア用プレビューデーでの一コマ。ベントレーはGT3を展示する予定だったが、サーキットに運ぶ方法をどうするか、考えあぐねていた。そこで登場したのが、マーティン オーヴェリントンとブロワーだったのである。
マーティンはこれまで4万マイル(64,500km)以上を走行し、ヨーロッパ中を走り回ってきた男だ。グッドウッドでのメンバーズミーティングを含め、レースにも参加している。数年前、彼は牽引バーを取り付けて、ポルシェ 962を牽引できるようにし、たいそう話題になった。ならば!と、ベントレーも、彼にGT3を牽引させてシルバーストーンまで走らせれば、話題性十分になるだろうと考えた。そしてそのアイデアは、大ビンゴ!
オーヴェリントン氏には、完敗だ。なにはともあれ、ご苦労さん。

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