ランボルギーニ2019年度の販売台数は43%増、ハイブリッドのシアンにも期待

アウトモビリ・ランボルギーニ は 2019年度(1月1日~12月31日)の業績全体で過去最高を記録した。ランボルギーニは、販売台数、売上高、利益率の主要業績指標のすべてにおいて前年度を上回り、56年の歴史の中でかつて到達したことのないステージに達している。ご承知の通り、コロナウィルスによる影響は計り知れないものがあるが、こういった好業績が、今後の回復には欠かせない要素となっている。
売上高は前年度の14.2億ユーロ(1,700億円)から28%増の18.1億ユーロ(2,200億円)を記録した。営業利益は2.717億ユーロ(320億円)に達し、利益率を15%へと押し上げた。世界販売台数はさらに好調で、アメリカ、EMEAと呼ばれるヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋の主要地域すべてにおいて新記録を樹立し、全体で8,205台と43%の増
加を見せた。最高速305km/hのスーパーSUVのウルスは、初めての通年販売に4,962台を売り上げ、好調だ。V12アヴェンタドール(1,104台)とV10ウラカン(2,139台)の2つのスーパースポーツカーモデルも、好業績を後押ししていまる。

同時に新規採用も進められ、2019年末には従業員数が1,787人に達しました。また、2019年も、最も魅力ある企業として、7年連続で「トップ エンプロイヤー イタリア」を受賞した。ランボルギーニでは、個人のスキル強化に取り組む一方で、社会的価値と倫理的な企業責任も推進するという、革新的な人事管理施策の導入を長年にわたって進めてきた。例えば、ダイバーシティとインクルージョン分野のプロジェクトとしては、同一の資格と職務に対する男女同一賃金の制度や育児の平等分担を推進する施策等が実施されている。

ランボルギーニは、魅力的な製品ポートフォリオと、165のディーラーが か国に展開する強力なグローバル販売網を擁している。2020年には、V10ウラカン EVOの新モデルと初の限定版ハイブリッドであるランボルギーニ シアンの初公開
が予定され、期待が高まる。

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