手に入れたくなる限定1,000本のNSXモデル
ホンダファン、NSXファンにはたまらない腕時計が、セイコー アストロンから発売される。発売開始は3月9日(金)から、300,000+税、限定1,000本となっている。
ホンダのフラッグシップ、スーパースポーツ「NSX」。1990年に生まれたNSXは世界でも評価の高いスーパースポーツとして誕生した。それからおよそ四半世紀の時を経て、進化した新型NSXは、羨望の眼差しを集めている。だが、価格は2370万円から。「欲しいけど、ムリ」という人も多かっただろう。NSXのオーナーはもちろん揃えたいアイテムだが、このアストロンは、NSXに手が届かなかった人にもおすすめできる逸品だ。
一番の注目ポイントは、NSXの最高速度が刻まれていること。アストロンでは初めてサファイアガラス表示板のタキメーター目盛りにルミブライトを採用。ルミブライトとは、太陽光や照明の明かりを短時間(約10分間:500ルクス以上)で吸収して蓄え、暗い中で長時間(約3~5時間)発光する蓄光塗料だ。発光し始めた時の明るさは、従来の蓄光塗料と比べて格段に明るく、長く光り続ける。また、劣化が少なく、半永久的に使える。ベゼルの2時位置に表記した308はNSX(欧州仕様)の最高速度308km/hを表し、他の目盛りとは異なって、緑に発光する特別仕様となっている。
その他、たくさんの魅力がある。ダイヤルは、NSXのフロントグリルをモチーフにしたハニカム柄の立体成型で、その上にはインストルメントパネルと同じアラビア書体を採用したアワーマークがレイアウトされている。
優れたエアロダイナミクス性能を発揮する独創的なNSXのボディフォルムをイメージしたケース。特殊な3次元加工を施した専用鍛造アルミホイールをモチーフにした立体的な裏ぶたのデザインは、NSXのロゴに「Limited Edition」の文字、そしてシリアルナンバーが刻印されている。
ベゼルの10時位置側面(UTC-5)には、NSXの生産拠点であるアメリカオハイオ州メアリズビルにあるPMC(Performance Manufacturing Center)にちなんで、メアリズビルを含むコロンバス都市圏のポート・コロンバス国際空港の空港コード(CMH)を刻印。
NSXのレザーシートを含むインテリアと同じ「Black and Red」のコンビネーションカラーのレザーストラップがついている。
シーンに応じて乗る人の気持ちが求める走りをダイヤルひとつで実現するNSXの「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」。そのダイヤルデザインをこの限定モデルでりゅうずのモチーフとして採用している。これは、レギュラーモデルにはない形状だ。
2時、4時位置にあるストップウオッチボタン(スタート/ストップ、リセット)は、スリット溝を施したデザイン。ドライバーとクルマをつなぐアクセル/ブレーキペダルをモチーフにしており、ストップウオッチを操作しやすいよう機能性も高めている。
世界初のGPSソーラーウオッチ、アストロンは簡単なボタン操作でGPS衛星電波から現在地の正確な位置・時刻情報を取得し、外出時などに、ダイヤルに太陽光が当たると5秒以内に自動で時刻修正を開始するセイコー独自の技術、スマートセンサーも搭載されていて、ビジネスマンにもぴったりだ。
ホンダとセイコーがコラボして作り上げた、クルマ好きのためのウォッチ。どちらも歴史があり、日本を代表する最先端の技術を有しているのだ。セイコー アストロンHonda NSX 限定モデルは、日本を誇りに感じられそうなアイテムとなっている。