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ホンダ シビックHBの英国工場が2021年中に生産終了

2022年に閉鎖することが決定した英国スウィンドンのホンダ工場

2022年に閉鎖することが決定した英国スウィンドンのホンダ工場


2021年中に英国生産中止、生産主軸は中国、米国、日本に移転

ホンダは、英国の四輪車生産会社であるホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッドにおいて、2021年中に生産を終了すると決定した。

スウィンドン四輪生産第2工場3,500名の従業員に対して、2021年中に完成車の生産を終了する方向であることを説明し、本日より労使間での協議を開始している。

ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッドは、1985年、英国・ウィルシャー州スウィンドン市に建設され、現在はシビック ハッチバック、シビック タイプ Rの生産を行っている。

また、トルコの現地法人、ホンダターキー・エー・エス(以下、HTR 社長:津村 卓哉)も、グローバルにおける生産配置と生産能力の適正化の対象として検討を進めました。その結果、現在、HTRで行っているシビック セダンの生産を、2021年中に終了することとした。なお、Hondaの欧州地域本社であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、引き続き英国に本社を置き、欧州のお客様のニーズに応えていくという。

今回の件に関して、八郷社長から、緊急コメントが発表された。

「現在、電動化の加速を見据え、グローバルにおける「生産配置と生産能力の適正化」という方針で、四輪車生産体制の見直しを進めています。これは既にタイ、日本、ブラジルと各地域で着実に推進しています。また、市場動向や環境規制の強化など、各地域で大きな変化が起こる中、電動化の加速に対応できる生産体制づくりを、特に需要ボリュームが望める中国、米国、日本で進めています。

一方、欧州は、電動車ラインアップの強化が必要となる中、欧州域内での電動車生産は競争力などの観点で難しいと判断し、今後はグローバルの生産リソースをフル活用し、競争力のある商品を市場に提供します。特に、先程ご説明した、地域間での連携強化の考えに基づき、欧州は環境規制の方向性が近い中国と商品ラインアップを共有するなど、戦略的に電動化を含めた事業基盤の強化を図ります。

また、英国の四輪車生産工場、Honda of the UK Manufacturing Ltd.(以下、HUM)に関しては、現在、CIVIC HATCHBACK(シビックハッチバック)1機種をグローバルに供給していますが、今後の、グローバルでの生産配置を検討した結果、次期モデルから北米など他地域で生産する方向で検討を進めることにしました。

こうした判断に基づき、2021年中をもってHUMでの完成車生産を終了する方向で労使間での協議を開始し、また、トルコの四輪車生産工場であるHonda Turkiye A.S.も、同様に2021年中に現行シビック セダンの生産を終了することにしました。

欧州では、CAFE規制が厳しくなる中、現在Hondaが掲げているグローバル目標の2030年に5年先駆け、『2025年に欧州での四輪車販売台数の3分の2を電動化する』という目標を達成し、環境対応のリーディングカンパニーとして、欧州におけるHondaブランドを強化していきます」

2022年に閉鎖することが決定した英国スウィンドンのホンダ工場2022年に閉鎖することが決定した英国スウィンドンのホンダ工場

BBCのニュースでは、この要因を、ブレグジットだけではなく、日本とEUのEPAも大きく影響を与えたと分析している。

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-47288102

多くの人々の心を捉えていたシビック タイプRが英国生産という事実は、英国と日本のクルマ好きをつなげる役割をもっていたのではないだろうか。だが残念ながら、今回のホンダの生産撤退によって、英国への投資の減少が加速度を増すことになりそうだ。




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